Frハブボルト打ち直しのページ


このページは、写真が多いです。でも、さっすがブロードバンド。
時代は変わりましたな


(2002/8/25更新)


千葉の小田さんからいただいた、マグホイールをはくには、10mmのスペーサをかませる必要がありました。そうすると、全然ハブボルトの長さが足りません。(実際、舐めました。。。)
そこで、さらに長い(60mm!!)のニスモのロングハブボルトを、打ち直すことにします。

作業の一部始終を同期の吉見ちゃんが撮影してくれました。感謝です。

                                   
  photo by PowerShotS10


まず、ブレーキのキャリパを外します。汚い軍手がさしているボルトともう一本、あわせて2本を外します。
固いです。。。










外したキャリパ-は、紐かなんかでストラットにつるします。
ブレーキのラインが、痛みます。。。
紐は事前に準備しときましょうね。









ハブのキャップを、マイナスドライバーでこじって外します。
キャップには、パッキンがついていますので、痛めないようにしましょう。










グリスをかき分け、割ピン発見!
外します。
再利用は、禁止とのことですが、伸ばして再利用します。
何回もするのは、ちょっと心配ですね。








ギザギザのキャップと、その奥のナットを外します。そんなに固くしまってないので、簡単に外せます。











これで、ディスクごとハブが外れます。
が、軽く引っ張って、中のベアリングを受け取っておきましょう。
落とすと、やばいです。ベアリングには振動厳禁。基本っすね。









で、ガコン。
車体がわに、もう一個ベアリング入ってます。
これも、落とさないようにします。
車体側のシャフトに残ることもありますが、ハブについてきたときには、外しておいた方がいいです。理由後述。







取れました。
ですくANDはぶ。











次は、ハブとディスクローターを外します。
ラチェットのこまが掛かっているボルトを4本はずせば、ディスクが外れます。
固いので、気合。。









ボルトが外れれば、ハブを裏からコンとどついてやればガコッと外れます。固着している場合も多いので。がんばりましょう。










はい、ハブです。












純正のハブボルトをハンマーでこつん。
で、この時注意しなければいけないのは、中のベアリングを外してあることを確認しないといけません。
何度も言いますが、ベアリングは振動厳禁です。









右が外した純正ハブボルト。
左がニスモの60mm。

手が汚い。。(笑)









ハブボルトが長過ぎるので、打ちにくいので、秘密兵器。
下に、オイルフィルターレンチのカップを置いてやれば、しっかり安定。しかも、高さが稼げます。









固定するために、ハンマーで軽く打ち込みます。












ハブボルトにワッシャを2枚以上掛け、ボルトで締めこみます。
ハブボルトは使わないほうがいいでしょう。ダメージが恐いです。

あと、締め付けすぎないようにしましょう。規定トルク以上はハブボルトに掛けてはいけませんぜ。

これで、打ち直しは完了。後は組みつけです。
ばらした逆の作業です。




組みつけの図。













組みつけが終ったら、グリスを封入します。

あ、グリスを入れる前に、手でハブが抵抗なく回るかチェックするのを忘れずに。中のボルトを力いっぱい締めちゃうと、手では回らなくなってしまいますよ。割ピンが掛かればいいので、そんなに締めこむ必要はありません。







で、キャップを入れます。
ウエスをかぶせて、プラハンでコンコンと。











ディスクを掃除。
グリスだらけは、やばいです。

表裏を念入りに。









完成。
スペーサを入れても、このとおり。余裕余裕。

ホイールを入れて、規定トルクで締めれば、はい、完成!












ホイール入れました。MARCHって書いてあります、謎のマグホイール。Fr7.5J、R8.0J。軽いです、かなり。
暗いので、ぶれが止まりませんでした。腕が落ちた。。。


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