マフラーの修理(結局交換)


最近徐々に、排気音が大きくなってきたいたのに気付いてはいました。 まるで、ハワイが着々と三陸海岸に近づいてきているように。。。 生ガスくさいし。純正らしからぬスポーティないい音してましたが、さすがに夜帰ってくる時、これではまずい。

先回交換したのは、1995年夏。(当時はまだ純正品が普通に出た。。。)
今回も、 ディーラーさんに念のため聞いてみましたが、やはり「製廃です。」と。

この期に及んで、S130 2by2用の社外マフラーを探すと、、、
平気で8万円とかするし。
2by2用サポートって何?(笑)
ワンオフで、48000円が最安。(これは相当魅力的。。。。)

が、当方の至上命題は「Vitzの様にお金をかけずに、それとなく維持する」ことですから、上記は許容されません。
とあるツテからLexus GS純正マフラー(左だけ)を入手したので、これを使って何とかしてみます。
100V半自動溶接機をご近所にお借りして、週末修理です。

まずは現状把握。
プロテクタをぶった切って剥いてみると、タイコのどてっぱらに大穴が。ぐむぅ。。。こいつかぁ。

中から、オイルパン一杯の元鉄(現酸化鉄)。
消音機としての機能は、ほとんど果たしていない模様。まったくやる気は感じられない。
この後、反対側に2倍の穴を発見。この時点で復旧は諦めました。

どうやっても、マフラーを下ろせなかったので、on the carで作業しました。

まず、排気管全域に巻かれていたインシュレータを外します。(相当苦労)
そして、上記やる気レスタイコをグラインダーでぶった切りました。まさに適当。
GS用マフラーも超適当に切りました。
合わせてみるとこんな感じ。遠いし、W方向H方向共に大きくずれてます。
ま、気にせずに。

それぞれ、既存パイプを切って回して繋ぐと、こんな感じ。
パイプ径が変わるところをガッチリ溶接、マフラーパテを盛込み、アルミテープで補強。
排気漏れはなくなり、超静かに。

トヨタ用ステーは使わず、オリジナル釣りBKTを出口パイプに溶接、キレイに収まりました。

試乗してみてびっくり、レクサスすげー。
L20ETの滑らかな回転が、むちゃくちゃ久しぶりに蘇りました。何年ぶりやろう???

排気音が静かになると、くたびれブッシュのきしみ音とか、適当に締めたインシュレータの共振音とか
今まで気付かなかったいろんな音が聞こえてきました。
一つずつ消してやるぞ、が次の課題でしょうか。

無理な体勢での諸々の作業で、あっちこっちが痛いです。学生時代を思い出す感じ。


(2010年5月16日 更新)


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