９７年の夏から６ヵ月かけて全塗装しました。
全塗装前の状態は、錆がひどく上から下からの雨漏りも結構ひどかったです。
実際、全ての外装をはがしてみたところ、バッテリー液で助手席足元のパネルは
すかすかになっていてここから雨水が進入してました。 （後に濡れ衣と判明）
もうその頃すでに、この年式の車でも欠品のパーツも多くパーツ集めには苦労しました。
この時は、T-barルーフ廻り以外のシール、ブッシュ系を新品に変え、
腐食の進んでいたフロント廻りのフェンダーパネルを中古交換しました。
あの頃の野望であった、ドアミラーへの交換は電動ミラーが欠品という事で、あきらめました。
ただ、改めて見回してみるとフェンダーミラーの車がかなり少なくなった今
純正フェンダーミラーは貫いたほうがいいのかなと思っています。
2003年春に豊田でフロアの補強（補修）を行いました。
左のウォッシャタンクポンプ付根からウォッシャー液が漏れていたため、
左のメインフレームに深刻なダメージがあり、まずは厚めの鉄板で補強、各所に発生していたさび穴をふさぎました。
このとき、ECUへの水漏れの原因が判明。
「雨が降る→ワイパーを使う→ウォッシャー液が漏れる→ECUに垂れる→誤作動」と言う悪循環でした。
T-barからの雨漏りも、どうしようもありません。。。
ホームページの表紙にも使ったこの写真は私のお気に入りのアングルです。
このショットを見ればこの車である事が一目で分かります。
この特徴あるライト廻りが実にお気に入りです。
この年代の車は、直線と曲線をバランス良く用いたいいデザインの車が多いですね。
このころの３３０セドリックやグロリア、ローレル、初代カリーナ、コロナ２０００GT、、、
今の車では、ちょっと見つからないデザインですね。
この車のボディは２by２と言いまして、定員が４名のモデルです。
フェアレディZには代々用意されているボディで２シーターに比べて若干ホイールベースが長くなります。
実用の事も考えますと私には２シーターは選べませんでした。
御覧の通り、この車の“ロングノーズショートデッキ”ぶりはすさまじく
町中での取り回しにはそれなりに神経を使います。
なにせ運転席からはボンネットしか見えません。
慣れるとどうって事ないですが、さすがに誰も運転したがりませんね。
この頃履いていたホイールは、(見えにくいですが…)ボルグレーシングの１４インチです。
前が7J、後ろが7.5Jです。
珍しい物だそうで前のオーナーから車を譲って頂いた時、
「このホイールを履き続けて欲しいなぁ」とおっしゃっていました。
（現在は、知り合いに譲っていただいたマグホイールを履いています。）
次の２枚は後ろからの２枚です。
この車のカラーは俗に逆マンハッタンとよばれます。
前からの印象と後ろからの印象が全く異なる色使いで今回の全塗装でも結局この色になりました。
ツートン塗装は高いし、ストライプも欠品やしで問題も多かったのですが、
実にS１３０らしい色なので無理言ってこの色にしてもらいました。
光のあたり具合でも全く表情がかわるのがお分かり頂けますでしょうか？
真正面から取った写真です。
まわりに車がないので分かりにくいですがこの車はさほど大きくありません。
180SXよりと同じくらい？
ミラーもはみ出さないので、狭い道でのすれ違いも以外と楽です。
このころの車はみなそうだと思うのですが、ヘッドライトは非常にくらいです。
明るいバルブを入れてもやっぱり暗い。
ですので、補助灯を組みました。これは、フォグランプと言うよりはドライビングランプです。
もっとクラシックな感じのやつにしたかったのですが、これはこれで存在感が無くていいです。
3年前にHID化、夜の運転がとても楽になりました。
左のリアから取った写真ですが、S１３０でも前期型の２Lモデルのマフラーは右出しになります。
しかも、メインパイプはデフの上を通っているので、交換は非常に面倒です。
あと、ここに写っているアンテナは電動で、本来純正オーディオによる操作が可能なのですが
私の車では既にその機能は死に、別にスイッチを設置して操作しています。
ちょっと角度がおかしいらしい(本来はボディに対してもっと垂直？)です。
２００１年新春、就職記念に（？）フロントハブを打ち直し、６ｃｍのハブボルトをいれて
スペーサをかまして、 ホイールを１５inch化したあとの記念写真です。
大事故からの復活後、ボンネットが先祖がえりしてる。。。
この状態では、フロントフェンダーにタイヤが当たっておりました。。。
２００３年夏、フレームの補強にあわせて修正、フェンダーに当たらなくなりました。
ボンネットも、塗りなおし入りました。
会社寮の立体駐車場にて。
２０１２年、通勤車として頑張り続けてくれていたZに、旧車乗りの仲間がたくさんできました。
TCOC（トヨタ クラシックカー オーナーズ クラブ）にご縁があって参加させていただきました。
まだまだ、一緒に走りたいです。これからも。