Canon EOS-650

Pokyuコメント

 このカメラはEOS (Electro Optical System) という名を冠した最初のカメラです。 この後EOSの名を冠するカメラが720、730と出ますが、730を最後に、最高級の1ケタEOSを除き、金属ボディーからエンジニアリングプラスチック製のボディーに変わってしまいました。 その流れは現在まで続いており、2ケタEOSやKissなどは皆プラスチック製ボディーです。 プラスチックがいけない訳ではないですが、やはりカメラはガラスと金属で出来たもの、というのがPokyuのカメラ感ですので、今の流れは残念です。 最近は金属製ボディーのデジカメも多くなりましたが、それらをこの先20年後に持ち続けているかと問われれば、答えは間違いなくノーです。 多くは10年後には既に動かぬ唯の箱と化しているでしょう。 これは電子製品全般の宿命(=電子部品が補給されない。)とはいえ少々残念です。 現代のデジカメでこのClassic Camera達と同様に30年、50年先にも残るものはいったい何なのでしょうか??? 当然その答えはまだ出ておりません。
 形式  35ミリ版フォーカルプレン一眼レフ
 マウント  キャノンEFマウント 
 シャッター  電子式金属羽根縦走り B・30〜1/2000秒
 電源  2CR5
 体格  148×108×67ミリ
 重量  680グラム
 製造期間 / 製造台数  1989年〜19年
 発売時価格 / 大卒初任給   8万5000円 / 17万3996円