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Pokyuコメントバルナック型ライカに追いつけ追い越せと切磋琢磨を続けてきた日本のカメラメーカが、1954年のフォトキナに出品されたライカM3を見て、その余りの完成度に追従を断念し、レンジファインダーから一眼レフへと方向転換しました。 それが皮肉にも日本製一眼レフが世界を席巻するきっかけになったというのは有名な話です。 このライカVgはそのM3発売後3年を経た1957年にライカVfにM3の技術を投入して作られた究極最後のバルナック型ライカです。 尤もVfを持って最後のバルナックと言う人もいますが・・。 何れにしろこの超精密なメカメカ感は、毎晩酒を飲みながら空シャッターを切ったり、ファインダー越しにワイングラスを眺めたりするのに又と無い相手となっています。 今付いているレンズは50mm、f=2の沈胴ズミクロンですが、このカメラにはやはり同時発売のF=2.8枕胴エルマーを付けたいところです。 |
形式 | 35ミリ版フォーカルプレン距離計連動カメラ |
マウント | ライカ39mmスクリューマウント |
シャッター | 機械式布膜横走り B・1〜1/1000秒 |
電源 | 不要 |
体格 | 145×74×36ミリ |
重量 | 450グラム |
製造期間 / 製造台数 | 1957年〜19年 |
発売時価格 / 大卒初任給 |