Olimpus 35DC

Pokyuコメント

 この時代の日本のコンパクトカメラの特徴はズバリ個性が無いという事です。 勿論個人的な見解で、設計者の方々は絶対にそんなことは無いと言う筈ですが。 このカメラも軍艦部から前面に移る角にPen伝統の段差が有り、何となくOlimpusと言う感じは有りますが、ハッキリとここのカメラと言う個性は有りません。 しかしF−Zuiko 40mm f=1.7の描写は大変素晴らしく、撮れた写真を見ると好きになるカメラです。 これがOlimpusの個性かも知れませんね。
 形式  35ミリ版レンズシャッター距離計連動カメラ
 マウント  NA 
 シャッター  セイコーシャプログラムシャッター 1/15〜1/500秒
 電源  HD型水銀電池
 体格  114×71×57ミリ
 重量  490グラム
 製造期間 / 製造台数  1971年
 発売時価格 / 大卒初任給  2万8800円 / 4万961円 (1970年)