Olimpus OM-1n

Pokyuコメント

 Nikon FやCanon F1などの日本一眼レフ軍団がドイツのレンジファインダーの牙城を崩したのが50年代後半から60年代でした。 しかしPokyuも愛用のこれらのカメラは重い重い。 半日も首からぶら下げていた日には確実にひどい肩凝りになっています。 そんな中でバルナック型ライカの軽快な大きさ、重さに戻そうとした動きが出てきて、オリンパスペンで一世を風靡した米谷美久さんが世に送り出したのがこのOM1です。 最初はM1という名前でしたがライカからイチャモンがついてOM1となりました。 一説ではOlimpus と Maitaniの頭文字を採ってOMとのこと。 このカメラは大きさの割にダイヤルやスイッチ、レバー類が大きく、操作しやすい設計になっています。 Pokyuも非常に好きなカメラでよく使いましたが、唯一欠点としては、プリズムのメッキが弱く剥がれが出てきており、ファインダー内に黒い線が出てきたのが残念でなりません。
 形式  35ミリ版フォーカルプレン一眼レフ
 マウント  オリンパスOMマウント 
 シャッター  機械式布膜横走り B・1〜1/1000秒
 電源  HD型水銀電池
 体格  136×83×50ミリ
 重量  510グラム
 製造期間 / 製造台数  1979年〜1987年
 発売時価格 / 大卒初任給  5万円 / 11万8118円(1980年)