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PokyuコメントPentaxのペンタプリズムは結構複雑な形をしていますが、その上にこのPentaxメータを載せてしまうとはなんという設計でしょう。 ハッキリ言ってあまりいいデザインでは無いですが、同じ技術者としてはその苦労が分るだけに、拍手を送りたくなります。 但しその苦労の割には営業的な成功は無かったろうと想像します。 この写真のメータは残念ながら動きませんが下のカメラは完動です。 機構的にはKからシャッターダイヤルを1軸不回転式にしたのがS2、それに完全自動絞りを入れシャッターを1/1000秒に改良したのがS3です。 最近デジカメのデザインに復古調のものが結構有りますが、Pokyuとしてはこのデザインでデジカメを作ってくれないかな、と思っています。 あるいは八セルブラッドの様にこのカメラにキッチリ収まるデジタルパックでも出れば最高です。 |
形式 | 35ミリ版フォーカルプレン一眼レフ |
マウント | M42マウント |
シャッター | 機械式布膜横走り B・1〜1/1000秒 |
電源 | 本体不要、メータに内蔵 |
体格 | 145×92×87ミリ(標準レンズ込) |
重量 | 802グラム |
製造期間 / 製造台数 | 1961年〜1962年 |
発売時価格 / 大卒初任給 | 2万2300円 / 1万6115円(1960年) |