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PokyuコメントAP、K、S2、S3、SVと脈々と続いてきたクラシカルなデザインを捨てて、新機能も満載して登場したのがこのSPです。 SPとはSpot Maticの略で、元々は中央部重点のTTL測光方式を採用しようとした所から付いた名前で、1960年のフォトキナにもそのコンセプトで出品しました。 が、1964年に実際に発売された製品はスポット測光ではなく全画面平均測光となっていました。 しかし名前だけはそのまま残して、SPOTMATICのロゴも堂々と前面に付いています。 スポット測光は慣れると非常に便利ですが、一般的にはより使い易いであろう平均測光にしたのだろうと想像します。 このカメラはベストセラーとなり、その後1973年まで10年近くも製造される事となります。 |
形式 | 35ミリ版フォーカルプレン一眼レフ |
マウント | M42マウント |
シャッター | 機械式布膜横走り B・1〜1/1000秒 |
電源 | HB型 |
体格 | 143×92×88ミリ(標準レンズ込) |
重量 | 618グラム |
製造期間 / 製造台数 | 1964年〜1973年 |
発売時価格 / 大卒初任給 | 3万円 / 2万4102円(1965年) |