Pentax SV

Pokyuコメント
 S3にセルフタイマーを搭載したのがこのSVです。 1年しか製造されていませんが、中古市場ではS2やS3等より良く見かける気がします。 良く売れたのかも知れません。  Pokyuは2台所有していますが、1台目はフィルムを通して試し撮りした直後に、どうした訳かシャッターが落ちなくなってしまい、非常にスタイルの気に入ったカメラだったので、後日買い直した次第です。 この写真はその2台目で、程度も良く今もって完動です。 これは1960年代前半のカメラですが、この時代の大卒初任給はまだ2万円にも達せず、普及版のPentaxでさえ買えなかったのには驚きです。 カメラはまだまだ贅沢品だったのです。 Nikon Fが非常に高価だったという話が良く聞かれますが、成程と思う次第です。
 形式  35ミリ版フォーカルプレン一眼レフ
 マウント  M42マウント 
 シャッター  機械式布膜横走り B・1〜1/1000秒
 電源  不要
 体格  145×92×87ミリ(標準レンズ込)
 重量  795グラム
 製造期間 / 製造台数  1962年
 発売時価格 / 大卒初任給  2万2500円 / 1万6115円(1960年)