Petri Penta

Pokyuコメント

 Petriというメーカは子供の頃には全く聞いた覚えが有りませんので、多分それ程一般的では無かったのでしょう。 中古屋でも人気が無いのかそれ程見掛けることも有りません。 このカメラはキタムラのジャンク箱の片隅に眠っていたのを1000円で救済したものです。 あの時Pokyuが救済しなければ、おそらくそのまま歴史の闇の中に埋もれていった運命だったと思います。 メカ自体は非常に特徴が有り、左前面に配置されたシャッターボタンと言い、レンズ前玉交換式の採用であったり、面白いカメラです。 また価格も普及版を狙って非常に安価に仕上げています。 と言っても当時の大卒初任給より高いので、カメラが如何に贅沢品であったかが良く分かります。
 形式  35ミリ版フォーカルプレン一眼レフ
 マウント  M42スクリューマウント
 シャッター  機械式布膜横走り B・1/2〜1/500秒
 電源  不要
 体格  142×94×87ミリ
 重量  880グラム
 製造期間 / 製造台数  1961年〜1964年
 発売時価格 / 大卒初任給  2万6000円 / 1万6115円