・最近は、歩く能力がガタ落ちです。無理はしないようにします。
・謡曲の遺跡(残り、九州、外国)巡り、奥の細道が、まだ、残っていますが、国内の謡跡だけは、訪ねたいと思っています。
・短歌は、新聞、放送で、少し採って貰えるようになってきましたが、ここ2、3年詠草数が激減です。
2023年の採ってもらえた短歌は、3首。
川口常孝と言う歌人を知りました。ほとんどの人が喋らないことを、短歌で詠んでいます。勇気のいることだったと思います。
2016年9月、4400首読み終えました。短歌を、小説のように読むことが出来ることを知りました。
2018年、歌人渡部良三を知りました。私より15歳ほど年上の新兵教育の中の捕虜刺殺を拒んだ、キリスト者で、学徒兵だった、
兵隊返りの歌人渡部良三の短歌に出会いました。
・謡曲は、師匠が亡くなり、プロの稽古は止めましたが、素人仲間の謡会に積極的に参加し、1990年頃から月1回程度、謡っています。
・その他、何でも、何処でも、何を言われても、されても、にこにこと、どうどうとしていられるように、そして、少し静かに反論して、と頑張っています。
少し静かに反論して、が問題かも。遍路中は、まあまあ、出来たと思っていますが、これから、毎日、本当に出来る?、と、思いながら試しているところです。
・今、生きている生きものは、何度かの絶滅と言われる事にも耐えて、数十億年、生き永らえてきた生きものです。人間だけでは、ありません。
生きているもの、すべてを大事にしなくてはなりません。何が大事なことかを、人間が判断してはいけません。人間は、威張りすぎです。
「草木国土悉皆成仏」の梅原猛師が亡くなりました。「草木国土悉皆成仏」を主題にした書き物を書くと言って見えたが、成さず身罷りました。
700万年掛けて、幾らでも子を産むようになり、年を取ると子を産まなくなった人間が、自然に反して、国は作っても集落を作らなくなり、
親との同居が出来なくなり、結婚出来ずに、子を産まなくなった。困ったことですが、これも年寄り達が作ってきたものです。
アメリカと言う、州境はあるが連合国家のような合衆国があり、また、欧州の人々は、EUを作り国境を薄めようと、長年努力してきた。
また、中国は、相変わらず武力により、ひとつの国として、中国国民をを守ろうと必死です。
その他にも、自分の国だけ良くしようと、国境を固めてその国境を守ろう、国民だけを守ろう、とする権力者が続出しています。
大河ドラマ 鎌倉殿の13人 で、大きな自分たちの国を作ろうと、主人公が叫んでいます。12世紀は、武力で大きな国を目指しました。
どうする家康では、築山殿が、国境をなくし自由に行き来でき、災害時は、相互援助しよう、と叫んでいます。
これからは、EUのように、各国国民の力で話し合って大きな纏まり、連合国家を作るべきだと、考えます。
また、軍隊は、アメリカの国軍のように国内問題は州兵に任せるという、各国の国を守るのではなく、
その共同体のために使用するんだ、と私は考えています。
そして、本来、軍隊は、使用すべきではありませんし、原爆を持ったヒトは、戦争を始めることが出来ません。
日本国憲法も、そのような憲法と考え、運用しなくてはなりません。
憲法を変えたければ、そして、人を殺す軍隊を持ちたければ、国民が決めて持てば良いと思います。
核兵器を持った人間は、大きな戦争は回避してきたがアイデンティティを主張し、そのアイデンティティが人を殺しています。
第2次世界大戦後、戦勝国は賠償金を取らず、欧州はEUを作り、75年世界戦争はしていません。
しかし、今、その努力を潰す権力者が多くなりつつあります。もしかして、2100年、人類を始め哺乳類が、絶滅しているかもしれません。
アイデンティティが人を殺す、と言う本を著した作者が、次のように言っています。
私の孫が大人になったとき、この本を偶然、家族の書棚に見つけるのです。埃をぱんぱんと払い、ぱらぱらっと目を通した後、
すぐにそれを埃っぽい元の場所に戻すと、肩をすくめて、こんな風に驚くのです。
へえ、おじいちゃんの時代には、まだこんなことを言わなきゃいけなかったんだ、と。ぜひ、そのようになってほしい。
20世紀は戦争の時代でしたが、世界の指導者らは、ここ75年の長い期間、人間を、何とか飢えずに食うことが出来るように、
戦争はしないように、国境を薄めてきましたが、もっともっと、この状況を広めるべきと考えます。
ロシアのプーチンが、ウクライナをせめて3年になります。イスラエルとハマスの戦争も2年目に。
・若い人達の多くが、現権力者に投票するようですが、投票率は低いと言われています。新聞読むのは、4%だそうです。
多くの若者が、権力者から、戦争に行き人を殺してこい、と言われれば、行く、と答えるそうです。
一方、貧しいながらも2、3人の子を安心して産み、新聞読む4%しかない子に育てたのは、新聞を読む81%と言う我々年寄り達です。
国に匿名でなければ意見を言えなくなったマスコミの人達(言えば、飯が食えなくなります)、回りと異なった意見を言えなくなった若い人達、
それらの人に代わって言うことができるのは、まだ年金で何とか食える年寄りだけになってしまいました。
私は、blog、twitter、で、ほんの少しだけ言いたいことを言っています。勿論、元気で行動する年寄り達もおり、ささやかな応援をしています。
ささやかな寄付も続けています。また、フェイクニュースを流しているのは、その年寄り達のようです。
選挙で棄権したという仲間に、つい、強く言ってしまいました。
投票は、国民の発揮でいる、唯一の権力です。それを捨てるとは何てことをするんだ、と。
私も、できるだけ広く情報を集め、皆さんの言うことを聞いて、自分で考えて、行動するよう努めます。
今のところは、何を言っても、権力に捕まり、自由を拘束されることは、ないようですが、
自由を拘束する法律は、すでに、すべて、そろっているので、いつそうなるか判りません。
個々人の情報は、すべて、権力に知られている、と思っています。
・我々、年寄りを優遇する政治屋のためでも、我々のためではありません。我が子、孫達を含めた若い人達のためです。
個々人の執行できる権力は、投票だけです。よく考えて、自分の意思で、投票権を捨てることなく投票してください。
そして、棄権が権力者を選んでいると言われないよう、投票が正しく生きる選挙制度を維持してください。
それが、この世の中を少しでもよい世の中に換えていく力になると思います。
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