小さい二輪車ライフ、小さい旅

最終更新日: 2011/11/25

しまなみ海道〜四万十川〜高知 2011/10月

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松山から列車(2日目)

夜、寝入った瞬間にアラームが鳴り響きました。
なんだ? 誤作動してんじゃねえぞ。
寝入りばなを起こされると誰でも機嫌が悪いものです。時計を見てみると... ん? 6:00すぎ? 朝になっていたのです...

駅前のビジネスホテルでは私の自転車を、鍵のかかるところに預かってもらうことができました。出発時にその鍵を開けてもらったとき、ビジネスホテルの女性従業員が、「私も自転車に興味があって、乗っているんです」と話し始めました。
健康のために運動したいのだけど時間がとれない。ジム通いも続かない。そこで行き着いたのが自転車。カッコいいロードバイクにあこがれるのだけれど、通勤に使うから、ということで3段変速の通勤通学車を購入、毎日乗っているそうです。いいじゃないですか、楽しく乗れるなら、それで少しでも体力がつくなら、申し分ありません。自転車の車種やブランドなんてどうだっていいのです。楽しい話をありがとう。私も昨日の長距離走の余韻が抜けてきて、ほっこりした気分になってきました。

松山駅で輪行作業。今日は月曜日。大勢のサラリーマンと学生が行き交います。輪行作業している私はさぞかしジャマな存在でしょう。申し訳ない。

松山からは特急宇和海で宇和島へ向かいます。アンパンマン列車でした。なんだか脱力しますね。


アンパンマン列車


車内でも脱力

しかし東京などの大都市では、イベントでもない限り、アンパンマン列車の運行なんてありえないでしょう。コドモが乗客じゃあるまいし、この忙しいのにアンパンマン列車なぞ運行している場合か、なんてね。
やっぱり東京のような大都市には固く、無機質でドライなシルバー系ステンレス車両が似合う気がします。


特急の終点:宇和島駅で乗り換えた列車はホビートレインでした。こちらも都市部の人にとっては理解し難いことでしょう。乗客のスペースを潰して模型を展示しているのですから。私にとっても少し残念でした。車内のベンチシートの一方に大型のショーケースが据え付けられているので、乗客は外の景色を眺めることが難しいのです。



ホビートレインは四万十川中流部の駅:江川崎に到着しました。
自転車を組み立て、今日はここから四万十川沿いを走っていきます。