旧中山道 のんびり西濃-東農　2025年4月

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明け方、7℃まで冷えました。いったん緩んだ体に寒さが堪えます．．．
元気を出そうと朝からごはん3杯たいらげました。

大垣を出発し、そこそこ交通量のある県道31号を東へ進んでいきます。

笠松のコンビニでいったん休憩した後、最短ルートを進もうとして笠松町中心部辺りで迷子になってしまい．．． こんなときに限って私のボロスマホは地図アプリがうまく動作しない。困っていると、ちょうど通りかかった母娘連れに、妻が道を尋ねてくれました。自転車旅の私たちに、親切に木曽川沿いのサイクリングロードを案内してくださり、とても助かりました。感謝です。さらにサイクリングロードに到達した時点で進むべき方向がわからず、このときも通りがかりの、幼児を連れた若いママに尋ねると丁寧におしえてくれ、「いい人たちばっかりだね」と妻が感動。
サイクリングロードを快調に進み、途中で迂回、妻が要望した「アクアトトぎふ」にようやく到着しました。

「淡水魚水族館」って、なかなか想像できていませんでしたが、展示が豊富でした！ 順路に沿って、初めは地元 長良川の生き物たちが展示されていました。続いて世界の川：メコン川、揚子江、ナイル川にアマゾン川。しかも魚類だけではなく、水生昆虫やワニ(！)、川と共生する鳥類まで。

ターゲットの客層は小学生の子どもを連れた親子連れだと想像しますが、意外にも展示の幅が広く、大人も十分楽しめますね！
たっぷり見学、1時間半近くかかったと思います。来館者が少なめな平日を狙っていくと、もっとゆっくり見て回れるでしょう。

意外に歩き回って腹が減ってきました。お昼にしましょう。水族館併設のレストランは高めの価格設定ですので、少々離れた地元の人たちが集うであろうお店へ。幹線道路から外れ、アプローチしにくく特に目印もない場所に立地していました。

私が選んだのはランチメニューの中からミックスフライ定食￥750。ずいぶんリーズナブルでありがたい。さらにアフタードリンクは￥50と、超良心的な価格設定！ ゆったり、おいしくいただきました。

腹パンになって落ち着いた気分で木曽川沿いを東へ向かいます。交通量が多くて路肩が狭い県道や堤防沿いの道路を避け、住宅街の中を進むことに。入り組んだ道に迷いつつ、太陽の方角を確認しながら進む方向を選んでいるつもりが、道がクネっていたりカーブが続いて違う方向に、と思うように進めず、時間がかかりました。途中から面倒になり、交通量の多い県道95号に入ります。

このあたりで疲れが出てきたのか、鵜沼宿へと折れる箇所を過ぎてしまったらしく、いつの間にか名鉄の新鵜沼駅前に達していました。鵜沼宿へと戻る気になれず、そのまま東へ進んでいきます。
旧国道21号も交通量が多く、いったんコンビニでひと息入れ、次々に追い越していく車列に耐えるように坂祝まで走り、ここから川沿いの岐阜ロマンチック街道に入りました。のどかな空気に、改めてバテてきていることを実感．．．

美濃太田宿の旧中山道会館で休憩します。日曜の午後ですが併設のカフェはガラガラ。コーヒー￥480をいただきつつゆったりします。抹茶アイスとミニおはぎ付きが嬉しい。少し疲れが取れるようです。
夕刻が近づくと気温が急速に下がっていき、気づいたときには体がすっかり冷え切ってしまっていました。慌てて着込むも、疲れた体が既に固まっています．．．

太田橋を渡り、可児市内に入りました。少し道に迷いましたが、無事に宿へ到着。この日の走行距離は 50kmだけなのに疲れました．．． 朝晩の寒さと日中の暑さのギャップだけでなく、冬の寒さや花粉のダメージが蓄積しているのかもしれません。

夕食は可児市街へ、といっても営業しているのは飲み屋ばかりで食事だけしたい私たちにとって、利用しやすいお店がなかなか見つかりません。悩んだ末にビルの一角にあるラーメン店に入りました。

一見客にはやや敷居が高そうなお店の入口をはいると、女将さんが声をかけてくれて着席。いくつかのメニューの中から、豚骨台湾味噌ラーメン￥950税込をチョイス。かなりのボリューム感とはいえ、化学調味料や保存料に敏感な私には違和感が無く、旨い！ 大量のニンニクも変な苦みがなく良質の物を使っていると思います。大汗をかきつつ食べ終えました。
大規模チェーン店とは全然違う風味でおいしかったことを告げると、女将さんと思しき女性は、金髪の男性店主のお母様で、あれこれお話を聞くことができました。店主は添加物を使わず、仕込み長時間をかけて誇りと責任を持ってラーメンを提供しているとのことです。おいしいわけですね。