しまなみ海道ツーレポ　2006/10月

３日目＞　４日目　＞５日目

　疲れが溜まっていました。遅い朝食をとり、ゆっくりチェックアウト。商店街をふらついて お土産を買い込みます。
松山城も見学しようかと思いましたが、高所にあり、時間をかけて登っていくか、ロープウェイを利用するかになってしまうので今回はやめました。
また来る機会があるでしょう。

　夕刻前に松山市を出て観光港へ向かいました。十分休んだので足は動くのですが、尻が痛い。松山市内の歩道を走っていると段差が多くて 閉口します。
　観光港への国道437号を発見。市内と違って速度が上がります。途中、案内表示通りに右折したら海沿いのルートではなく、一本山側のルートを走っていたみたい。ダラダラしたUPの後、2km近いトンネルを通る羽目になりました。歩道が広くて走りやすかったのが幸いしましたが、トンネルは好きではない。トンネルが好きなサイクリストっているんだろうか？ 歩道を走っているとはいえ、後方から迫る大型トラックやバイクの騒音が気になって仕方ない。もう終わるのか、と思ってもまだ1km以上あるという表示板を見てガックリしつつペダルを踏みました。

　長かったトンネルを抜けて、下りを楽しんだのも束の間、すぐに観光港に到着しました。最寄の高浜駅周辺にはほとんど店舗がなかったので、観光港で妻と合流し夕食をとりました。四国を名残惜しむかのように、刺身と天ぷらが主菜の定食をガツガツ食べます。ＴＶで放送される番組の合間の、この地方のＣＭがまたいい。これでもかと消費をあおるわけでも 商魂たくましさを感じるわけでもなく、ほのぼのとした雰囲気のＣＭが続き、四国の穏やかな人柄を連想させます。

　松山〜尾道、とても良かった。
将来このあたりに住んでもいいね、いつのまにかそんなことを妻と話していました。

　フェリーが入港し、乗船開始。大型トラック・トレーラーが続々と甲板に上がっていきます。自転車は最後の乗船。 排ガス臭い甲板に自転車を止めます。
こうやって自転車でフェリーに乗るのは何年ぶりなのでしょう。学生のときに行った北海道以来かもしれません。
松山から電車で岡山あたりに移動し、新幹線で帰るという手もあるのだが、フェリーにも味があります。

　今回利用するのは２等寝台。私にとってはこれで十分だ。初めは文句を言うかと思った妻も特に問題ないようでした。

　出港後、そそくさと風呂に入り、すぐにベッドに横になりました。明日は4:30起床。少しでも早く体を休めておかないと。

　途中、今治に寄港。修学旅行らしい中学生が大挙して乗船し騒がしかったが間もなく静かになりました。
先生たちが立派なのでしょう。しかも寝ずの番のようでした。おつかれさまです。