海外プチ冒険旅行

オーストラリア旅行記 1988/2〜3月

最終更新日: 2009/03/01

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ここが知りたい: Q&A

※1988年当時の資料ですので 現状にそぐわないところがありますが、ご容赦ください。

◆お金は米ドルで持っていけばいいの?
米ドルを持っていく場合、まず日本円→米ドルに両替する時に手数料を取られる。 そして現地でオーストラリアドルに両替する時にまた手数料を取られてしまう。 日本円を持っていけば、現地で直接日本円→オーストラリアドルに両替できるので、余計な手数料を取られない。 ただし、現金よりトラベラーズチェックのほうがレートもいいし、万一のときも安全だ。現地の銀行でまめに両替するのが無難。

◆ケガや病気は?
無理したり、消化の悪いものを食べたりしなければ、まず心配ない。
でも熱帯地方に行く人は蚊、砂漠地帯に行く人はハエが多いことを頭に入れておくと良い。

◆水道の水は飲んでも平気なの?
よほど神経質でない限り、まず大丈夫。
ちなみに我々は貯水タンクの雨水も直接飲んだ。 ちょっと変な味が舌が何ともなかった。

◆食堂、レストランはたくさんあるの?
田舎の街では探すのに苦労するが、都市なら結構ある。 ただし概して高い。
日本でいうところの「大衆食堂」といったものはほとんどない。 ファーストフードが経済的だ。
ステーキ、パン、ハンバーガーが多く、バリエーションが少ないせいか、すぐ飽きる。
自炊もおすすめ。

◆買物はどこでできるの?
食糧品、日用品はスーパー、地方に行けばガソリンスタンドで買えることもある。
なお、たいていの店は16〜17時を過ぎると閉まってしまい、日曜は閉店となるので注意。

◆治安はどうなの?
世界各国と比較すると治安はとてもいいほう。 ただし日本と比べた場合、必ずしもいいとはいえない
ケースもある。 集団行動であっても最低限のことには気を遣うようにしたい。

◆オーストラリアは白人の国じゃないの?
白人も多いが、華僑も多く、インドネシアやマレーシア、その他いろんな国からの移民も共存している。
当然アボリジニーも多い。 決して差別意識が無いようにしたい。

あとがき

(この文章は1988年当時のもの そのままです)

 学生最後の旅行だったし、一度先進国へも行ってみたかったし、それよりとにかく寒い日本の冬はイヤだ、夏がいい、砂漠も一度でいいから行きたい、ということで、行き先はわりとすんなりオーストラリアに決まったのだった。
 卒業論文発表後、出発5日前にあわただしく準備を始めた。 自転車の整備もやらなくてはならなかったが、この時同時に人気ファミコンソフト「ドラゴンクエストV」が手に入ってしまい、またたく間に このとりこになってしまった。 このため準備はおろそかになり、足りない自転車の部品を買いに行ったり、キャッシュカードを作ったのはもう出発間際だった。

 現地では航空券や病気、言葉といった不安は無かったものの、走るルート沿いにうまく宿や店がなく、木陰さえも無かったりして、やはりプランは狂った。 また、一昨年、昨年行った東南アジアとは違い、寂しくなるほど人が少なく、心配になるほど物価が高く、店は夕方には閉まっていた。 日本人が多いのにも閉口した。

 しかしオーストラリアの人は概して親切だし、サービスはいいし、様々な人種が興味深いし、何よりも豪快な大自然・豪快な食事が魅力的だ。

 1ヶ月では全然足りない。半年〜1年ぐらいかけて、今度はキャンプ装備でもっと隅々まで走ってみたい。