海外プチ冒険旅行

フィジー旅行記  1991/10月

最終更新日: 2010/02/07

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10月27日  CORAL COAST → NADI

    

ここの宿にはお世話になりました


 8:00起床。荷物をまとめて出発。 この宿は安くて良かった。 また来たい。 まずAngies Restaurantへ。 あ! 閉まっている。やはり日曜日は定休日らしい。
 それでは、とKula Bird Parkへ行った。 入口を少々探したが、まもなく見つかった。 オーストラリア訛のここの白人オーナーもすごい親切な人で、最初にカゴの中の極彩色のオウムを出して僕たちの手や肩にとまらせてくれたりした。

    

Kula Bird ParkのFalco


    

 さて園内へ。 たくさんの種類の珍しい鳥たちでいっぱいだ。 極彩色のオウム、スズメみたいなの、チャボのすごいの、ハトのでかいの、そして見事なクジャクも...。 いろいろ貴重な鳥を見せてもらい、我々はBird Parkを後にした。

 Sea View Cafeへ。ここでさっきBird Parkに来ていたカナダ人とまた会った。 このカナダ人は日本でいう宝くじみたいなのに当たって ここの航空券を手にしたそうだ。 ちなみにくじは$1。 これでオーストラリアやニュージーランドにも行くそうだ。
いいなあ! うらやましいぜ!
 ステーキサンドを食べ終わったところへオーナーのスイス人夫婦がやってきた。 我々のことを覚えていてくれて すごい親切にしてくれる。 どうしてこんなに親切なんだろう。 ちょっと不安になるぐらいだ。 ウエイトレスでもあるWATI嬢とも仲良くなっちゃった。 ここのレストランもとっても良かった。 また来たい。 ちょっと高かったけどね...

 Nadiへ向かう。 Sigatokaを抜け、また山あいの単調な道へ。 天候は曇り。 もう降り出しそうなぐらいにどんよりしてきた。 やっぱり来た! スコールだ! ものすごい雨! とても運転なんてできない。 道端に車を停めて休憩していると それも5分ほどで小降りになってきた。
 Nadiに到着。 Nadi Hotelへ。 けっこういいツインの部屋でF$30。 即決。 ここにする。 街に出てみたが、日曜日のためほとんどの店が閉まっている。 今日はおみやげを買う予定だったのに。

 しかたないので しばらく車で行ったSheraton Resort HotelにあるというJacks Handycraft Centerへ行ってみることにする。 河を渡り、十字路を左へ。 しばらく進むと検問所があった。 なんだこれは!! 金も取らないし、何のおとがめも無いところを見ると、おそらくリゾートホテルに入る前に ここで地元の一般人を追い返すためのものだろう。 うわー いやだ!! 誰だ!こんなものをつくったのは!!
 またしばらく進み、Sheraton Resort Hotelを発見。 すげー!! 俺たちの泊まる宿とは全然違うたたずまい。 門も玄関もReceptionもロビーも超ピカピカでバカでかい。 中にある店舗もピカピカで まるでここはフィジーではないみたいだ。 まさに宮殿。
街中や田舎には全くいなかったジップンナンが ここにはいた!!


    

Sheraton Resort Hotelのプール


    

宮殿内部


 ここの、雑貨を扱っている店舗で少々買い物をしたときの会話。
俺 「ここには日本人は来るの?」
店員「ああ、いっぱい来るよ」
俺 「彼らはたくさん金持ってる?」
店員「そうだね、高価なものをたくさん買ってくよ。
   彼らはいいお客さんだ。
   でもどうして日本人はあんな金持ちなの?」
俺 「うーん。それは毎日一生懸命働くから
   いっぱいお金を持っているんだと思う」
店員「じゃあ、あんたは一生懸命働かないんだね
   ハッハッハ」
俺 「ハッハッハ」

 ここのCafeでアイスティーとケーキを食べてしまう。 おいしい。 けど やっぱり落ち着かないぜ。
ビーチサイドは原型を残さないほど きれいに整備され、プールやバー、そしてショーシアターまで様々な施設がある。 施設だけでなく、敷地も想像よりもはるかに広い。
 俺たちはそそくさと退散した。 毛唐やジップンナンがゴルフやテニスを楽しむ横では、さらに広大な敷地を造成中だった。 見渡す限り土がむき出しになっているのが とても痛々しい。 こうやって今日もフィジーの美しい自然が破壊されていくのかと思うと残念でならない。 そして我々ジップンナンがその破壊者の一人であることを忘れてはならないのだ。

 宿に戻り夕食を食べに出る。 Curry Restaurantへ。 毛唐の集団がいたせいか、ものすごい待たされた。
待つこと約1時間半...ようやく料理が来た。
うまい! 以前マレーシアで食ったのとちょっと似た味だ。 夢中で食ってしまう。



今日の費用 

Kula Bird Park:F$10.00 ジュース:1.00
Tシャツと絵はがき:14.00
ステーキサンドと紅茶:6.00
おみやげ:15.50 おみやげ:8.80
おみやげ:18.99 Iced Tea & Cake:6.00
夕食:12.00 Nadi Hotel:15.00



本日のスペシャルゲスト

少年ボビー
 Kula Bird Parkで働いているフィジアンの少年。
鷹(Falco)にえさをやるというので見せてもらった。 えさはバケツに入ったふ化寸前のヒヨコが15匹ほど。 これを4羽の鷹にやるというのだ。 僕たちも鷹の入っているケージの中に入れてくれ、彼らの食事の様子を見せてもらった。 すごい!! 与えられたヒヨコを足で押さえ、くちばしで引き裂いて食うのだ! そしてなんと足や頭も全部食べてしまう。
時折バキバキッと頭蓋骨を噛み砕く音がする。 すごい食欲だ。
 ボビーによると このFalcoは幼少のころから ここで育てているから人が近くにいても安全だが、Hawkは危険で こんなことはできないそうだ。