海外プチ冒険旅行

フィジー旅行記  1991/10月

最終更新日: 2010/02/07

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10月26日  CORAL COAST ⇔
              SIGATOKA

 8:30にアラームが鳴ったのだが、起きたのは9:30だった。 ビーチへ散歩に行ってみる。 昨日宿の前にいた犬がいた。 とても人なつっこい。
昨夜の雨は止み、風もそんなに強くない。 ヤドカリを発見、部屋に持って帰って観察する。 ずーっと中に隠れていたが、5分ぐらいすると顔を出して動き始めた。 わりとすばやい。
 腹が減っていることだし、Angies Restaurantへ。 朝からガーンとステーキを食ってしまう。 すごい量だ。 こんなにうまいステーキがF$ 6.0なんて!! 食事が終わったころはもう12時近かった。


   

   

 さっそくビーチへ! 海の中はそうでもないが、風が強くなってきて海から出ると けっこう寒い。 と、浜辺に2人のフィジアン(注8) フィジアン
元々フィジーに住んでいた民族。
インド系民族や華僑と区別するためにこう表現する。
が来て木に登り始めた。 そしてヤシの実を1個、2個、3個...と落としていく。 ランチなのだ。
僕たちもごちそうになってしまう。上のほうをくりぬいてから中の水をいただく。 さっぱりしていてうまーい! 以前タイのホテルで飲んだことがあって、あれは採れたてではなかったせいか、あんまりうまくなかったが、これは違う!! ほんの少しスイカの香りがし、とっても澄んでいる。 どうやったらこんなきれいな水ができるのだろう。 不思議だ。 中の果肉も食ってしまう。 しかしこのフィジアンたちも すごい親切で純粋だ。 こんな体験は今まで無かったことだ。

   

   

とても親切だったフィジアンたち


 彼らと別れた後、しばし磯遊び。 いるいる、カニ、ヒトデ、シャコ、ナマコ、ウニ、極彩色の魚、様々な貝... すごい豊かな自然だ。これだけいれば まず食糧に困ることは無いのだろう。 我を忘れて珊瑚礁の海で遊んでいた...。

 4時をまわると また雲が出てきた。 少々肌寒くなったので部屋に戻り、そしてSigatokaに行くことにする。 車で20〜30分、Sigatokaの街だ。土曜日の午後だからか、ほとんどの店が閉まっていた。 だが、中央のマーケットだけは野菜や果物を売買する人たちで活気に満ちていた。

   

Sigatokaのマーケット

 しばらく通りをブラブラした後、Chinese Restaurantへ。 やはり店の主人は華僑だ。 久しぶりに中国語を話してみる。 主人は2世あたりか? あまりうまく話せないようだ。 今度は彼の父親らしい年配の人が出てきてけっこう話すので、今度はこちらがまいってしまった。 ビーフカレーとごはん、そして炒麺もいってしまう。
うまい!! 妙に懐かしい中華風の味がした。

 腹いっぱいになった後でTubakura Beach Resortに戻る。 センターラインの反射板があるところはいいが、反射板が無いところは本当に真っ暗で全然先が見えないのだ。



今日の費用 

昼食:F$8.00 おかし:2.10
カセットテープ:8.50 夕食:7.50
宿泊:8.80



本日のスペシャルゲスト

野菜売りのじいさん
 Sigatokaのマーケットで野菜や果物を売っていたじいさん。 俺たちがそばを通りかかると「これうまいぜ。 ほら食いな」と売り物の きゅうりを切ってくれ、「パパイヤはどうだ」と これまた売り物のパパイヤも切ってくれた。 うまい!! きゅうりは日本の野菜が忘れてしまった、野菜本来のアクのような若々しい香りがしたし、パパイヤは十分熟していて南国の太陽がつまっているような味だった。
 しかしこのじいさん、売り物をこんな簡単に人にあげてて ちゃんと商売になっているのだろうか。



今日見た夢

 バイト先の塾の生徒たちにテストの結果を返してくれといわれ、約束していたのを思い出す。 そうだ! 7時には出発して大阪までとりに行かなくては! でももう7:30だ! 電車の駅に向かう。
あ!俺は電車で行くんじゃなくて車で行くんだった! 車は1つ先の駅の家の近くに置いてあるのだった。
 俺はそこまで歩いていくが、道は混んでいるし、信号にはひっかかるし、もう絶対間に合わない...