最終更新日: 2011/03/06
この日の走行距離: 67km
今朝まだ疲れが残っていた。 暗い夜明け前の街を走りながら、今日はつらい1日になりそうだと思った。
車のスピードにビビる
目の前の料金所に 非常に動揺する俺たち
クアラルンプール郊外をセレンバンに向かって走るうちにハイウェーらしき道路に入ってしまった。 自動車専用道路である。 料金所まで見えてきた。 一瞬 目を疑う。 追い返されるのでは、と思ったが、OKの合図。 笑いが止まらなかった。
制限速度110kmの標識も立っている。 横を通過するバイクの兄ちゃんもギョッとした顔をしている。 一昨日死のUP攻めに会ったばかりなので、ハイウェーのなだらかな勾配が天の恵みのように感じた。
途中、1時間ほど休んでいるときに体が急にしゃきっとしたのを感じた。 うん、これなら行ける、と思った。 ペダルも軽い。 このときほど嬉しいと思ったことはなかった。「今日は倒れた旅人たちも生まれ変わって歩き出すよ」 中島みゆきの “時代” を思い出す。
よかった。 本当によかった。 脚が回ってる。 体が軽い。
それからちょっと行くとスポークが折れた。 去年の夏、東北・北海道のダートの連続で3本も折った、あのときの悪夢が頭をかすめる。 体調が回復したのだから何とかシンガポールまで持ってくれ、と祈りながらセレンバンへと向かった。 (なかぽん記)
生まれて初めて自転車で高速道路を走って感激!
なかぽん、スポークが折れる!
SEREMBANに入る
飲食費:14.50 M$ ホテル:7.5
マックの神経質おじさん
マクドナルドの制服姿で中国系のやせたおじさん。 上と下との板ばさみになって苦しんでいるのだろう。 とても神経質そうだった。
フィニッシュ警備員
マレー系の無愛想なオヤジ。 俺たちがスーパーでキャピキャピしてるように見えたのだろう。 店の女の子にアイスクリームの小さいほうを注文すると、横から顔を出して 怒ったような口調で「フィニッシュ!」
水をくれないオヤジ
俺たちが屋台で飯を食ってるとき 飲み物を売りに来たオヤジ。 俺たちが「氷水」というと「無い」という。 それでも しつこく「氷水」と言うと 怒ってしまった。
チャリンコで事故った夢 (はたぼう)