最終更新日: 2011/03/06
この日の走行距離: 20km以下
アラブ・ストリートへ
アラブ・ストリートでバティックを買う。久々に観光ができる。 ブレーのきれいなバティックがあったので、どうしても欲しくなる。 しかし、あまりその表情を出さないようにして値切る。 15 S$を14 S$にした。 それ以上は無理だった。 他の店のあらゆるバティックと比べたが デザインからいってもこれは買い得だった。
その他シルクのスカーフを6 S$のところを2枚で9 S$、さらに はたぼうも2枚追加、4枚で17 S$という値切り作戦も成功した。
午後、オーチャード・ロードに出た。 各国の一流デパートが立ち並び、にぎやかだった。 中国人と毛唐ばかり目につく。 ショッピングのメッカとされているが、我々貧乏旅行者の来るようなところではない。 電気製品、アクセサリー、ドレスetc.ばかりで金持ちそうな毛唐が買い物袋をぶら下げている。
シンガポールはいいと聞くが、俺たちとは次元が違う。 ショッピング以外、何の楽しみがあるのか。 屋台はないし、街は歩きにくいし、物は高いし...。 早くバンコクへ行きたい。
シンガポールの記念Tシャツが欲しかったのだが、まともなものが無かった。 全く、庶民をなめている。 アラブ・ストリートのように地道に伝統を守っているところもあるかと思えば、一方ではオーチャード・ロードのように観光収入目当てのギンギンの街があったりする。
このこと自体は日本でもよくあることだし、珍しいことではないが、ここでは “民族” がからんでくる。 オーチャード・ロードにはマレー人、インド人はほとんどいないし、アラブ・ストリートには華僑が入ってこない。 とても同じ国とは思えない。 とても寂しい気がする。 目に見えない民族分断がある。 こう思っている自分も金髪白人が通ると、「あっ毛唐だ」と意識してしまう。
“民族” を感じた1日であった。(なかぽん記)
オーチャード・ロード ラッキープラザ前
伊勢丹
Shenton Wayの夕暮れ
(データ紛失)
グッチおじさんと紙袋おばさん
オーチャード・ロードで見かけた日本人の集団。
オジサン集団はグッチがどうのこうのと言いながら歩いていた。 一方、オバサン集団は手に大きな袋を持って得意げに歩いていた。