2018.4.1
室戸岬に向かう 「淀ヶ磯」四里
 

更新日  2024年12月9日

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2017.1.1 さった峠からの富士山 
街道を歩き始めて、29年目に入りました。
歩いた距離 16428km(1995年1月~2024年11月末)

 歩くことで知らないことが沢山あることを知り、すれ違う人、地元の人と話をし、よく世話をして貰い、人との触れ合いが楽しいことを知りました。歩きながら目に入ったこと、その時々に感じたことなど、写真とともに記録することにしました。

 それに加え、歩く人達との付き合いが始まり、続いています。西国三十三所観音参りには、何日か同行、案内して貰いました。歌人山川登美子の生家を尋ねたり、東大寺へのお水送りの寺を訪ねました。また、四国遍路では、高知の龍馬の足跡を1日歩き回ったり、屋島辺りの源平合戦、崇徳天皇や西行の痕跡をしっかり歩いたり、徳島の大塚美術館、小宰相の局の墓、紀貫之の歌碑などを尋ねたりの、遊び心 と寄り道を覚えました。

 2019年、コロナが始まり歩きを止め、2023年、長距離を歩くことは出来なくなり、杖を頼りにできるだけ歩いています。また、片道10kmは、自転車を使います。

 謡曲の史跡(物語の場所、登場人物の関わった所など)を謡跡と称していますが、その謡跡(北海道にはありません)を、青森県から尋ね、あと、九州の一部、中国など外国が残っています。国内は、何とか訪ねたい、と思っています。

 2018年4月10日、子供らの世話にならず、80歳まで生かされた事についての最後のお礼参りとなるであろう、傘寿の四国遍路に行ってきました。八十八ヶ寺の本堂、大師堂をお参り、般若心経を唱えて来ました。 期間13日、歩いた距離97千歩 58km、車走行1383km。

 2018年7月31日、畑仕事をやめました。これで、これから毎日、食べて、寝て、謡曲、短歌を仲間とやり、できる限りの外出をして、ほんの少しだけ人の役に立つであろう事を行って、生かされる期間を、自分でできる限り、一生懸命に務めていくつもりです。

 2023年7月、自動車免許返納し、身分証になりました。自転車に変え、行動半径が市内に縮小し、後は、電車、バスになります。
また、歩く距離は、自転車の距離を追加した。


 最近、読んで、皆さんに勧めたいと思った本があります。
 1 アイデンティティが人を殺す 著者:アミン・マアルーフ です。 
 2 サピエンス全史 著者:ユヴァル・ノア・ハラリ 漫画本です。ヒトの歴史の本です。2/3巻まで発行済み。
 勿論、翻訳本もあり、その中で、我が短歌の将積茂師匠の名前を見付けました。
 読んでくれた人が4人になりましたが、余り読んでくれませんので、飲み屋でのお勧めは、しばらく控えようと思っています。
 3 独裁体制から民主主義へ 著者ジーン・シャープ 権力に対抗するための教科書です。
 4 戦争は女の顔をしていない 著者スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ ウクライナを主にソ連邦の女兵士の聞き取り記録です。
 ソ連邦では、女兵士は、尊敬されていない、ようです。また、終戦時、捕虜となっていた兵士は、シベリアに送られ、と言います。

 最近、図書館では、どんな本がどの程度、市民が読んでいるか、警察が調査しています。しかし、マスコミは、ほとんど、報道しません。
また、権力者にとって、好ましくない市民のブラックリストが既に出来上がっている、と思われます。その内に、既に整備した法律に基づき、取り締まりが始まると思われます。

 敵の基地を先制攻撃すべきなどと、最近、姦しい。しかし、何で稼いで、国民を食わせ、エネルギーを確保するのかが先決ですが、
その見込みは立っていません。住みにくい世になりつつあります。

最近の歩き

 その他  イツを訪ねる 2019/08/07~2019/08/21
ドイツ国を観光してきました。
ハノーハァー、ハーメルン、マリエンブルグ城、ヒルデスハイム、スタインフダー湖、アウトシュタット、ベルリン(ベルナウアー通りのベルリンの壁、シュブレー川での船遊び、ウンターデンリンデン、ブランデンブルグ門、ユダヤ人犠牲者記念館)を歩いてきました。
   
 京都奈良  近鉄奈良 奈良国立博物館 京都 ラーメン 2019/04/26
 曜変天目茶碗を見て、京都でラーメンを食い、帰宅
   
 四国遍路  南海難波駅 高野山 2018/10/25
 四月に終えた四国遍路のお礼参りに、高野山に行ってきました。奥の院を、お参りしてきました。高野山の登山電車、半分、外国人でした。
 
   
   傘寿の四国遍路 2018/03/28~2018/04/09
 すっかり歩けなくなりました。失敗だらけでしたが、すべてのお寺の門から歩いて入り、お参りしてきました。誰にも、怪我を与えず、自らも怪我せず、お礼参り、出来ました。四国遍路は、これが最後と思います。
   
   
   
 

歩きの記録

   四国遍路   能舞台旧跡  東海道  中山道  伊勢街道
 目的別  鎌倉街道   低い山など  京都奈良  その他  10西国三十三所巡礼
   11奥の細道  12西行・一休など      
           
 都道府県別  都道府県別        
 能舞台曲別  能舞台曲別        
       
     
         
         
         

能楽記録 面打ち記録 山登り歩き記録 野菜作り記録 ・食事処
経歴など 読書記録 映画鑑賞 舞台美術館の鑑賞
 私の覚え 講演会 10アルバム  11入選投稿短歌・その他  12意見・資料纏め 
  13私の体重記録       

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ひとりごと

・最近は、歩く能力がガタ落ちです。無理はしないようにします。

・謡曲の遺跡(残り、九州、外国)巡り、奥の細道が、まだ、残っていますが、国内の謡跡だけは、訪ねたいと思っています。

・短歌は、新聞、放送で、少し採って貰えるようになってきましたが、ここ2、3年詠草数が激減です。

   2023年の採ってもらえた短歌は、3首。

   川口常孝と言う歌人を知りました。ほとんどの人が喋らないことを、短歌で詠んでいます。勇気のいることだったと思います。
   2016年9月、4400首読み終えました。短歌を、小説のように読むことが出来ることを知りました。

   2018年、歌人渡部良三を知りました。私より15歳ほど年上の新兵教育の中の捕虜刺殺を拒んだ、キリスト者で、学徒兵だった、
   兵隊返りの歌人渡部良三の短歌に出会いました。

・謡曲は、師匠が亡くなり、プロの稽古は止めましたが、素人仲間の謡会に積極的に参加し、1990年頃から月1回程度、謡っています。

・その他、何でも、何処でも、何を言われても、されても、にこにこと、どうどうとしていられるように、そして、少し静かに反論して、と頑張っています。
 少し静かに反論して、が問題かも。遍路中は、まあまあ、出来たと思っていますが、これから、毎日、本当に出来る?、と、思いながら試しているところです。

・今、生きている生きものは、何度かの絶滅と言われる事にも耐えて、数十億年、生き永らえてきた生きものです。人間だけでは、ありません。
 生きているもの、すべてを大事にしなくてはなりません。何が大事なことかを、人間が判断してはいけません。人間は、威張りすぎです。

   「草木国土悉皆成仏」の梅原猛師が亡くなりました。「草木国土悉皆成仏」を主題にした書き物を書くと言って見えたが、成さず身罷りました。

   700万年掛けて、幾らでも子を産むようになり、年を取ると子を産まなくなった人間が、自然に反して、国は作っても集落を作らなくなり、
   親との同居が出来なくなり、結婚出来ずに、子を産まなくなった。困ったことですが、これも年寄り達が作ってきたものです。

   アメリカと言う、州境はあるが連合国家のような合衆国があり、また、欧州の人々は、EUを作り国境を薄めようと、長年努力してきた。
   また、中国は、相変わらず武力により、ひとつの国として、中国国民をを守ろうと必死です。
   その他にも、自分の国だけ良くしようと、国境を固めてその国境を守ろう、国民だけを守ろう、とする権力者が続出しています。

   大河ドラマ 鎌倉殿の13人 で、大きな自分たちの国を作ろうと、主人公が叫んでいます。12世紀は、武力で大きな国を目指しました。
   どうする家康では、築山殿が、国境をなくし自由に行き来でき、災害時は、相互援助しよう、と叫んでいます。

   これからは、EUのように、各国国民の力で話し合って大きな纏まり、連合国家を作るべきだと、考えます。
   また、軍隊は、アメリカの国軍のように国内問題は州兵に任せるという、各国の国を守るのではなく、
   その共同体のために使用するんだ、と私は考えています。
   そして、本来、軍隊は、使用すべきではありませんし、原爆を持ったヒトは、戦争を始めることが出来ません。

   日本国憲法も、そのような憲法と考え、運用しなくてはなりません。
   憲法を変えたければ、そして、人を殺す軍隊を持ちたければ、国民が決めて持てば良いと思います。

   核兵器を持った人間は、大きな戦争は回避してきたがアイデンティティを主張し、そのアイデンティティが人を殺しています。
   第2次世界大戦後、戦勝国は賠償金を取らず、欧州はEUを作り、75年世界戦争はしていません。
   しかし、今、その努力を潰す権力者が多くなりつつあります。もしかして、2100年、人類を始め哺乳類が、絶滅しているかもしれません。

   アイデンティティが人を殺す、と言う本を著した作者が、次のように言っています。
     私の孫が大人になったとき、この本を偶然、家族の書棚に見つけるのです。埃をぱんぱんと払い、ぱらぱらっと目を通した後、
     すぐにそれを埃っぽい元の場所に戻すと、肩をすくめて、こんな風に驚くのです。
        へえ、おじいちゃんの時代には、まだこんなことを言わなきゃいけなかったんだ、と。ぜひ、そのようになってほしい。

   20世紀は戦争の時代でしたが、世界の指導者らは、ここ75年の長い期間、人間を、何とか飢えずに食うことが出来るように、
   戦争はしないように、国境を薄めてきましたが、もっともっと、この状況を広めるべきと考えます。

   ロシアのプーチンが、ウクライナをせめて3年になります。イスラエルとハマスの戦争も2年目に。


・若い人達の多くが、現権力者に投票するようですが、投票率は低いと言われています。新聞読むのは、4%だそうです。
 多くの若者が、権力者から、戦争に行き人を殺してこい、と言われれば、行く、と答えるそうです。

   一方、貧しいながらも2、3人の子を安心して産み、新聞読む4%しかない子に育てたのは、新聞を読む81%と言う我々年寄り達です。

   国に匿名でなければ意見を言えなくなったマスコミの人達(言えば、飯が食えなくなります)、回りと異なった意見を言えなくなった若い人達、
   それらの人に代わって言うことができるのは、まだ年金で何とか食える年寄りだけになってしまいました。

   私は、blog、twitter、で、ほんの少しだけ言いたいことを言っています。勿論、元気で行動する年寄り達もおり、ささやかな応援をしています。
   ささやかな寄付も続けています。また、フェイクニュースを流しているのは、その年寄り達のようです。

   選挙で棄権したという仲間に、つい、強く言ってしまいました。
   投票は、国民の発揮でいる、唯一の権力です。それを捨てるとは何てことをするんだ、と。

   私も、できるだけ広く情報を集め、皆さんの言うことを聞いて、自分で考えて、行動するよう努めます。

   今のところは、何を言っても、権力に捕まり、自由を拘束されることは、ないようですが、
   自由を拘束する法律は、すでに、すべて、そろっているので、いつそうなるか判りません。
   個々人の情報は、すべて、権力に知られている、と思っています。

・我々、年寄りを優遇する政治屋のためでも、我々のためではありません。我が子、孫達を含めた若い人達のためです。
 個々人の執行できる権力は、投票だけです。よく考えて、自分の意思で、投票権を捨てることなく投票してください。

   そして、棄権が権力者を選んでいると言われないよう、投票が正しく生きる選挙制度を維持してください。
   それが、この世の中を少しでもよい世の中に換えていく力になると思います。

 <とり>

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