東北の紅葉風景  2017年  
 
 紅葉時期の東北地方の主な観光地を、10月17日から二泊三日のツアーで一巡りしてきました。
これまでは、仙台、松島までしか出掛けたことがなかったので、楽しみな旅が出来ました。

 花巻空港から、東北自動車道を軸に左図のような観光地を訪問しました。

 
   ①八幡平        ②中野もみじ山
    ③奥入瀬渓流     ④十和田湖
    ⑤角館          ⑥中尊寺


 紅葉風景は、全体に各訪問地では時期的には早かったかな?
という感想ですが、気に入った場所を狙って撮るのも楽しい。

 さて、これは良いねと言って頂ける画像が何枚ありますやら、ご笑覧いただけたら幸いです。
(容量の関係で、解像度を落としています)

 ①八幡平  アルピーテラインからの景観は、広大で随所に絶景が見られた
    
 岩手山を望む壮大な自然に恵まれた絶景が迎えてくれた アオモリトドマツに囲まれた熊沼付近の風景
   
美しい山容を見せる岩手山(2038m)を入れて
何枚も撮らされた
 長い美しい裾野を見せる岩手山も大噴火の跡を見せる
   
山頂展望台から見た雲間から光が差す
神秘的な風景に感動
 
車窓からの流し撮りを楽しんだ一枚。いかが?
②中野もみじ山     弘前藩主が京都から楓苗を取り寄せて移植した
                 青森県有数のもみじの名所
   
 青森県津軽に入って、馬蹄形に流れる川を見せる
紅葉の名所へ
 全山紅葉とはいかないが、小滝と渓流を
ライトアップで見せる
③奥入瀬渓流   十和田湖から流れ出た奥入瀬川が、
               滝や清流の自然の造形美を残してくれた。
   
 奥入瀬渓谷の代表的な秋風景と言ったところかな。深呼吸したくなる
   
変幻自在な水の流れと深い緑に囲まれた大自然を満喫できる景勝地。気持ちが休まる
   
一瞬、大きなカエルがいるのかと思った。
冗談だよ
 白い糸が幾筋も流れ落ちる美しい「白糸の滝」。
しばし見とれる
   
 せせらぎの音と心地よい涼風に、心癒される  複雑な地層は奥入瀬の創成期を
感じさせる「九段の滝」
   
 十和田湖を銚子に見立てると、この付近が注ぎ口にあたるから「銚子大滝」。散策コースのハイライトで深呼吸
 ④十和田湖   中山半島と御倉半島に囲まれた中湖は、
                冬でも凍らない「神秘の湖」と呼ばれる  
   
東北を代表する十和田湖の初荷峠展望台から見る錦秋風景。広くてカメラに納まらないので左右の画像で一枚
   
御前が浜を歩きながら中山半島の紅葉風景を楽しむ 十和田湖を囲むように見せてくれる錦秋風景
   
険しい溶岩のむき出しを紅葉で化粧しているような
中島のひとつ 
中山半島の湖畔に建つ「乙女の像」は、
十和田湖のシンボル 
 
   
天まで届けのトドマツをアクセントにした紅葉風景 
 
 全山紅葉とはこのことだ。お見事・・と拍手 十和田湖を後にして、
ひたすら紅葉街道を南下する
 
   
  角館へ向かう途中、宝仙湖の玉川ダムが見渡せる展望台からの絶景。エメラルド色の湖水に絶句
 ⑤角館  現在も昔の面影を残す美しい街並み。
        一人の散策では寂しい、やはり美しい和服の彼女が横に…だよな
  
   
   
 「みちのくの小京都」と称される街並みは
自然に調和して美しい
桜の時期には、人力車の高い目線からの
花見が特等席だな
   
 延々と続く黒塀風景に飽きるかと思ったが、
        郷愁を感じてそぞろ歩きが続いた
この通りは、黒塀越しに映えるシダレザクラの名所のようだ
   
きっと紅葉が美しいであろうと思わせる中庭を見つけたが、
今日はこれまで
 黑塀越しの武家屋敷は、広い敷地に
母屋を中心に離れ屋も見えた
   
   
 立派な門構えに、思わず中を覗いてみたくなる。
黒や焦げ茶色は気持ちが落ち着く
 土間があり、広い間取りには囲炉裏に障子戸が郷愁を誘う。
映画「たそがれ清兵衛」のロケ地でもある。時代劇はいいなぁ
   
紅葉した巨木をやっと見つけた。
   きっと黒塀には枝垂れ桜が似合うだろうねぇ
  桧木内川堤は2kmの桜のトンネルが続くという。
春にもう一度訪れよう
 ⑥中尊寺   奥州藤原氏初代の清衡が造営した寺院で、
              歴史の教科書を思い出しながら訪れることができた。    
     
 これが金色堂が納められている新覆堂だ。
堂内は撮影禁止なので、外から金色堂の一部を撮った。
ワクワクする
 讃衛蔵は、中尊寺の国宝、重要文化財
を収蔵している。
 平安時代の仏教美術を堪能させてくれる
    
 白山神社の境内へは、
両側にスギの大木がある並木道を通る

真っすぐがいい
 中尊寺の北方を鎮守する白山神社(左)と 
茅葺屋根の能楽殿は橋掛、楽屋を完備している
   
 「おくのほそ道碑」
弁財天堂は周りを池に囲まれた小島の上に建つ。
竹林の倒映が美しい
芭蕉は金色堂を訪れ
「五月雨の降りのこしてや光堂」の句を残した 
   
杉林と竹林の真っ直ぐな造形が、
       庭園をスッキリした美しさで見せる
 東北で一番有名なお寺.。
中尊寺の本堂へは、江戸時代中期の表門を通る
   
 1909年に再建された本堂は、中尊寺の中心的な建物。
入母屋の大屋根が特徴
 本堂には、 2013年に造顕、開眼供養された
高さ2.7mの本尊、阿弥陀如来がある。
     
 弁慶堂では、堂々とした「弁慶の立ち往生」の姿のまま彫られた弁慶像の迫力ある姿に見とれる

表参道の入り口
 
表参道の杉並木
 
東物見展望所
 本堂まで続く表参道に入ると、仙台藩によって植えられた背の高い老杉が続く月見坂の並木道だ。
  この道は登り坂だが、清衡の時代から変わっていないと聞くと感慨深い。
 途中、東物見からは北上川の雄大な流れと束稲山が望めるという雄大な風景が広がっている。

こけし灯ろう
 ねぷた
きりたんぽ
 
獅子舞装束
 今回の旅行は、岩手、秋田、青森の三県の紅葉時期にふさわしい絶景の数々を観光させてもらった。
時期的にも満足できるものばかりではないが、自然が相手であるから致し方ない。国内だから、また来ればいいやと慰めている。
 今度は伝統工芸やグルメを味わうのもいいかな?と、東北地方の奥深い歴史や伝統に興味を持ったことは確かであった。 長生きしなくちゃぁ。
欲張り~
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