北海道の紅葉風景 2017年
  
 
日本での紅葉風景は、北海道が一番早く訪れる。
広大な地域では、短期間に希望の風景を望むベくもないが、それでも承知で9月26から4日間、道央に出掛けた。
大雪山旭岳、黒岳、層雲峡を始め、知床半島や摩周湖まで一回りすることができた。
つたない画像だが、思い出に整理ておくことにした。
「7月の北海道」と合わせて、ご笑覧いただければ幸いです。



 旭川空港から ①旭岳 ②層雲峡 ③黒岳 ④サンゴ草 ⑤知床五湖と半島クルーズ ⑥屈斜路湖、摩周湖を観光して、
女満別空港から帰路に。
 
 ①大雪山旭岳ロープウェイで天空の姿見駅へ
   
旭岳の紅葉は8月下旬から始まり、最盛期は過ぎていたが・・  鏡池(右)とすり鉢池の夫婦池をハイマツが囲む
   
白煙を上げる噴気孔を見せる旭岳の雄姿に向かって、一周1.7㎞の探勝路がある
 
    
姿見駅からロープウェイで下りながら、麓へ移り行く紅葉の残りを眺める
 ②旭岳の紅葉風景は遅かったかなぁ、と呟きながら大雪山層雲峡へ39号線を北巡する
 
霧にむせぶ岩稜と紅葉の絶景
 層雲峡温泉の早朝散歩で巡り合った、思わず屏風にしたいと思った私の一枚
   
 
初夏に通った時には想像がつかなかった、層雲峡の紅葉風景がこんなに美しいとは・・
   

 朝もやの流れで、岩稜を見え隠れする紅葉風景に、何度もシャッターを切らされた
 ③黒岳ロープウェイで天空の絶景へ
   
 標高1300mの黒岳5合目の展望台へロープウェイで登ると、
大雪山連峰の山々と山岳紅葉の絶景が一望できる
 

山岳紅葉の見所は、背景の山並みのスケールの大きさと木々の豊かな色彩の変化にある 
   
月下旬から山頂が色づき始め、約一か月かけて層雲峡山麓まで下りてくる。
黒岳沢沿いの峡谷も、すっかり彩られていた
 
層雲峡温泉の彩り豊かな息をのむほどの美しい紅葉は、滝を擁した絶景もあった。
まさに39号線は紅葉街道である
 ④旭岳、黒岳、層雲峡の紅葉風景を楽しんだ後、いきなり一面深紅の絨毯へ・・ 
 
 能取湖畔のサンゴ草群生地は、その広さと色彩に圧倒される
   
 湖岸が一部オホーツクの海に開いているので、塩湿地に生息するサンゴ草が一面を真っ赤に染めていた
   
 オシンコシンの滝 天都山展望台から紅葉シーズンの網走湖を望む
  ⑤知床五湖と半島のクルージングへ
 
 知床五湖の一湖畔から望む、ブルーの湖面に知床連山を映した絵葉書のような絶景
   
 本格的な紅葉シーズンにはまだ先であったが、夏に訪れた時より湖面のブルーと草紅葉がポイントになっていた
   
 ウトロ港付近では奇岩が目を楽しませてくれた。左から獅子岩、ゴジラ岩、巨大なオロンコ岩
 
  知床半島観光の玄関口であるウトコ港。
流氷砕氷船「おーろら」の大型船で、半島中央の硫黄山までの往復90分のクルージングを楽しんだ。
   
 波静かな日であったので、オホーツク海の航路であることを忘れさせる。
カムイワッカの滝や象岩など眺めて楽しんだ
   
 見る人の感性で、思わず愛称を付けたくなるような岩礁群  夕方になって斜光線が美しくオホーツク海を照らしていた
 ⑥屈斜路湖と摩周湖  
   
 屈斜路湖には、クッシーが居そうな中島が目立つ  温泉が噴き出しそうな硫黄山の白煙を見ながら摩周湖へ
  
 摩周第一展望台から見せる摩周ブルーの湖面とカムイシュ島、険しい顔を持つ摩周岳、遠方には斜里岳まで見せる絶景
     旅の終わりは、
延々と続く白樺林の
防風林や
白樺街道を通り、
 華やかな紅葉街道で
疲れた瞼を癒してくれる
憎い演出であった。
.
 
富士山がお帰りと言っているようだった
 今回も旅行記で、約100ページのフォトアルバムを作って
楽しんでいるが、ここではわずかな画像しか掲載できなかった。

 今年は7月と9月の二回、道東地方を訪れることができた。
僕は晴れ男の所為か、いずれもお天気に恵まれて、
「霧の摩周湖」を見せてとガイドさんを困らせた。

・・またおいで下さい。
 

 
自己満足なことばかり掲載した内容ですが、
          最後までご笑覧いただき感謝します。
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