尾張に比べても劣悪な

 三河の「泊をともなう勤務」             「三河の教育現場」のページへ

 三河においては、「泊を伴う勤務」も、尾張に比べて劣悪です。修学旅行、キャンプ、野外学習など、子どもを引率し、宿泊する時など、「深夜の見回りがある」「キャンプの時など、寝るのは12時、そして、深夜2時ころの見回り、そして、朝の5時にはもう起きているよ。」など、実質24時間勤務の状態です。
 その「勤務の振り替え」となると、「1日につき2時間」と尾張の4時間よりも悪く、そして、その「振り替え」さえ曖昧にされたり、「前日は準備で遅くまで学校にいた。」「キャンプの翌日は日曜日で、結局月曜日からいつものように出勤した。」という状態なのです。
 私たちは、厳正な勤務の振り替えを要求するものです。教職員は、子どもたちのためと思えばこそ寝る間も惜しんで奮闘するものですが、その上に安住して教職員の健康をないがしろにして良いはずはありません。
 また、校長会は、「平成8年」に「勤務の振り替え」を「適切な配慮」というようにあたかも「お慈悲」で賜るもののように言い換えた「基準」なるものを「決めて」いますが、これさえ現場の校長は「知らないかのような対応」をすることがしばしばです。
 以下に、掲載する資料は、本来校長が職場で教職員に提案し、了解を得て、その徹底をはかるべきものです。もっとも、「もっと良い内容での実施」をこそ、私たちは要求するものですが。

 これは、「平成8年」からの実施を確認したもので、現状では少々古い資料とも感じられますが、現場の状況はさらにひどい状態があるということを聞いています。「最低限、このことは校長会も確認した」ものです。まずは、これを守らせることも緊急の課題かも知れません。

「キャンプは楽しくな。」「え、寝てない?いけないな。」「休憩取れよ。」
       「初めへ返って、もう一度、読んでみよう。」(「八時だよ、全員集合」の雰囲気で。)

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