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着 艦 空 母 製 作
着艦用空母「舞城」全長1080cm、全幅180cm
・・・以下は製作過程
●2002年7月7日(日)まずは甲板用コンパネベニアの切断から。
CADで作成した図面を見せ、ホームセンターの中で腕の良さそうな「すぎやまさん」にお願いした。
●すぎさん「この機械では直角にしか切れん!難しい角度で切るならケガいて自分で丸鋸で切ってくれ」
●なるせ「この角度は計算してあるで、9.51cm短くなるように切ってくれやあいいじゃん。ほんなに正確じゃなくてもいいで、やってよ」
・・・その後、すぎやまさんも結構乗り気になってくれ、完成後は満足気でした。
●おざき「また今度、残り7枚カットしてもらいたいだけんね」
●すぎさん「ワシがおるときならいいけんど、火曜は休みが多いでなあ」
●結構、正確に切断作業を終了しました。
●甲板用コンパネの接合部の作成。
●ねこ教授が自宅から「墨つぼ」を持ってきていて、本格的な気合の入れ込みがさらに深まる。
●コンパネの反りをいかに誤魔化し、平らな飛行甲板とするか。木ねじ止めの穴開けも次第にコツを掴み始めた。

●甲板張り合わせ作業。
2枚のコンパネを張り合わせ、皿目ねじで止めてみる。
心配したコンパネの反りも、隙間もほとんどなく完璧な状態。
今までの緊張感がふっと緩んだ瞬間。この瞬間に頭の中ではすでにUコン機が甲板に着艦する姿を想像している。
●当日はこの後、着艦フック用ワイヤー(Kmcoのハミロンワイヤーを使用)とワイヤー取付台を作成。
●今度の土曜日は、今回作成の空母の尾部の着艦部のみで試験飛行をやろうと決意した。
●7月28日(日)飛行会終了後、有志により再び空母「舞城」製作に取り掛かる。
例によってホームセンターで残りのコンパネベニアの調達とカットから。
ホームセンターのすぎやまさんも覚えていてくれ、嬉しそうだった。
残り7枚のコンパネをあっというまにカット。
ついでに甲板のメタル部分のスプレー塗料と艦橋のためのパーツを買い込んで、会長宅(別名、山中技廠)へ。
●3週間も経つと、あと何枚必要だったか、テーパーの角度は何度だったか、誰も自信を持って覚えていないため、会長が設計図面を自宅まで取りに行くというハプニングあり。
●この日の助っ人、豊田のINAさんの力は大きかった。
さすがその道のプロ・・・と感心するのは当然だが、後ろの5人はアイス食ってるとか、自販機で何か買っているとか・・・。

●しかし、皆さんの協力で、この日は予想以上にはかどり、甲板すべてを製作し、余力で予定していなかった塗装まで行った。
●甲板の塗装中の2004Kさん。予定ではスプレー3本で5枚塗るつもりだったが、薄く丁寧に塗っても1本1枚が限界。
後刻、広告の品1本190円のスプレーを10本追加購入しました。
でもプルファーどうするのおおおお? これだけの面積、誰がウレタン吹くの?って感じ!
●甲板作成と並行し、エアコンの効いた部屋で艦橋部を製作した。
甲板班が終了後、手伝ってくれたため、一気に完成。
注目は何と言っても防弾用のハンモック。1本1本綿をガーゼで包んで糸で縛ったものを艦橋に貼り付けた。俗に言うビョーキというレベルでしょうか。
最後にマスト、レーダー、高射砲を取り付け完成。
遅くまでお疲れ様でした。
●何より怖いのは、「この艦橋を誰が最初に壊すのか・・・」
●8月11日(日)いよいよ競技会の予定も近づいてきたため、仕上げを行った。
写真は艦尾からみた甲板。コンパネ12枚・・・10mを越える空母の全体像が分かる。
●甲板木部と金属部分と色分けを行い、金属部分はグレーのラッカーの上に艶消しのリタ―ダー入りのウレタンをコンプレッサーで吹き付けた。
●艦尾には空母「舞城」のマの文字が・・・。
●同じく艦首からみた甲板全体。艦首のメタル部分と艦載機格納のためのリフト部分が見える。
この状態までできれば、進水式の日には台に乗せて組み付けと艦橋設置、着艦ワイヤー取り付けで完成となる。
●約1か月の間に多数の応援でできた空母「舞城」。甲板裏面には製作協力者の名前を連ねておくと良いかな・・・。
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