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G3M 九六式陸上攻撃機 (FA30ツイン)の製作・・・ブログから転載
<飛行機バカの年末>
 大晦日は紅白も見ずにひたすら、’07の本命機の製作を始めました。除夜の鐘の音を聞きながら、主翼のリブ切り出しと尾翼の組み立てを・・・。この特徴ある尾翼で検討がつきそうですね。エンジンは金星(FA30)をもう1基追加注文中です。
 ホーンやタイヤ、その他はこともあろうに米軍?・・・ブローダックに直接注文しました。
 大晦日からこんな状況では、また今年も飛行機漬けの1年になりそうです。(2007.1.1)
<尾翼木地完成!>
 前回は組み立てたのみ、以降、整形に手間取り、ようやく木地完成。
EP化のコメントもいただきましたが、4スト双発サウンドには変え難いものがあるので・・・。EP化してスピーカー搭載、爆音を出すってのもいいかも。早朝とかはボリュームを絞ればいいですからね。
 この後、主尾翼に使用予定のフィルム、アクリル塗料と塩ビの相性を確認するため、尾翼だけ先行して作ります。その間、いよいよ主翼の組み立てを。(2007.1.5)
<九六陸攻の迷彩色>
 主翼を組み立てながら、迷彩塗装の練習、塗料の相性をチェックしました。
 オラカバ(ライトグレー・下面色)にタミヤカラーのXF−68(NATOブラウン)とXF−11(暗緑色)をピースコンで噴いて、パネルラインを入れた上で、プルファーとして塩ビをスプレーしました。
 分かったこと
 @タミヤカラーは「筆は水で洗えます」ってことだけど、ピースコンは無理どころか、かえってコテコテになり分解掃除が必要になりました。
 Aパネルラインは黒ではほとんど目立ちません。今回のようにシルバーかグレーが良さそうです。
 B実機はもっと迷彩にコトラストがありますので、茶系はもっと明るい色のようです。黄土色にちかいかも。
※どなたか96陸攻22型量産型の迷彩塗装の色を知ってる方はいませんか?(2007.1.6)
<3枚ペラ>
 お約束の(一部の人だけですが)3枚ペラ治具です。ERVUP7×6で試行的に作ってみました。センターにカーボンを表裏に貼った状態です。この後、ノックピンを入れ整形し、ウレタンで仕上げる予定です。治具とは言えないほどのいい加減なものですが、目分量で空中接着するよりはいいと思います。使い物になるかどうかは不明。テストしないといけないですね。
 もともとなぜ3枚ペラを自作しようとしたかというと、製作中の翼長1500mm(実機の1/16)の九六陸攻がエンジンナセル中心から胴体までが11.5cm、要するに9インチのペラがギリギリの状態なのに気が付いたからです。エンジンは4ストのFA30、どう考えても8×6インチか9×5.5インチあたりの3枚ペラが必要になります。 実機同様、メインギアも低くできるし、スケール的にはいいんですが・・・次から次に難問にぶち当たります。だからこそ自作のスケール機は面白いんですが、なかなか先に進めません。と、いいつつ、今日は左右の主翼合体予定。(2007.1.8)
<エンジンナセル>
 ブログの大半が九六陸攻製作記になりつつあるので、カテゴリーを設けました。これが3枚ペラが必要となった問題のエンジンナセル部分です。強度も考えつつ、すこしでも軽くなる方法を考えながら作っています。(2007.1.10)
<ついに胴体に着手!>
 メインギア用の3.5mmピアノ線の在庫がないため、ひとまず主翼関係は中断し、胴体の製作に取り掛かりました。機首部分は5mmバルサを胴枠「丙」からは3mmバルサで甲板張りの予定です。
 日本の軍用機なので、こだわって胴枠の表示にアルファベットも使わず十干(甲・乙・丙・・・)を使用しました。・・・丙・丁くらいまでは分かりますが、戌・己・庚・辛あたりになると順番が分かりませ〜ん!(2007.1.10)
<これが魚雷型胴体!>
 ついに甲・乙・丙・丁・・・(TONYさんコメントありがとう)と胴枠を組み始めました。丸型胴体によく使われる上下分割式で、定番の上で固定しながらプランクしていきます。上下分割にすることで基準線が明確になり、主尾翼の位置付けも容易になります。ブログがなんとなく完全に製作記事になってますね f ^_ ^;
 BRODAKに注文した部品が届きました。サリバンの70mmタイヤ(スカイライト)は軽いと思っていましたが、さすがにサイズがサイズなので、1個40g!これにメインギアの3.5mmピアノ線・・・エンジンとタイヤが飛んでるという雰囲気になりそうですね。(2007.1.11)
<難関その2>
 エンジンナセルの位置関連でペラが8インチまでしか使えない上、エンジンを載せてみると、でっかいタイヤが邪魔でプラグもヒートできません。これは対処方法がいろいろあるので何とかなりそうですが。
胴体は下半分は完成、上半分の骨組みは作りました。明日は翼端でも作って、さっさとフィルムで皮膜しちゃおうかと・・・。にしても主翼が重い!(2007.1.13)
<胴体はほぼ完成!>
 俗に魚雷型といわれるこの胴体もこう見るとマグロにしか見えないから不思議。トロが食べたくなった。3mm甲板張りで削り込んで110g。エンジンマウントもない空洞の張りぼてだから、こんなものかもしれません。バルサを吟味すれば、さらに軽量化できたかも。
 「ケチケチせずに全体像を・・・」とのコメントをいただきましたが、主翼も翼端を作って完成しているので、たぶん明日には主翼と合体した全体イメージが出来上がると思います。あっフラップ作らなきゃ!
 白黒さんへ、FA30双発だから、そんなにでかくないです。このきゃしゃな体じゃ大きいのは飛ばせないし、デカイのは白黒さんにお任せします。(2007.1.10)
<ひとまず仮組み>
 お約束の全体像です。まだまだここからがナセルの処理やコックピットなど時間のかかる部分が多いです。除夜の鐘を聞きながら作り始め、まあ満足できるペースです。今日はこの写真の後、主翼にオラカバを貼りました。それからパイロットは1/16サイズは市販のものがないため、仕方なく軽粘土で適当に作りました。7人乗りなんですが、4体で嫌になり、メインデッキのみとし、銃座は無人にしよう!
 マレー沖を飛んでる姿が連想されます・・・のは私だけでしょうか。
現段階での課題
@ペラ・・・8インチの3枚ペラを自作するしかない。
Aエンジン始動時のプラグヒート方法
B塗装・・・ラッカーを調合するしかなさそうなので、プロ(JPSさん)に相談する。に、しても家の中でかなり大掛かりな噴きつけ塗装をすることになる。
C金星エンジン(FA30)をもう1基注文したが、なかなか手に入らない。
D重心位置がまったく不明・・・たぶん機種に数十gの錘が必要。(2007.1.16)
<木地完成!>
 再び九六陸攻です。ナセルはカウル状態とし、タンクも内臓するように作り直しました。胴体合体後、全体を軽くサンディングして、一応木地完成状態ということで。飛行機作りも決してサボっていません。
 パイロットは軽粘土で自作しましたが、サイズ的にちょうど良い既製品があったので、こちらを使うことにしました。材料を吟味して極力肉抜きした割には、さすがに重い感じがします。これに4ストエンジン2基ですから、はたして飛ぶかどうか?(予定では1,900g程度で仕上がるつもりですが)。(2007.1.28)
<再び九六陸攻>
 ALWAYS用の飛行機なんぞを作っていましたが、再び九六陸攻。キャノピーと隠頭式銃塔、後上方銃座、側方銃座など、クリアパーツをすべて作り、コックピットに着手。九六陸攻22型は7人乗りですが、メインのコックピットには4名配置しました。操縦士(正・副)、偵察員、機関員をそれぞれ配置し、階級章も書き入れましたが、コックピット越しにはきっと見えなくなるでしょうね。資料が少ない上にあまりゴテゴテにならないよう、計器、機器類も最低限のものとしました。重量ももう限界に近付きつつあるし・・・。コックピットのすぐ後ろには、方位測定ループアンテナ基部があります。ループアンテナも安易にピアノ線で作らず、アルミ棒で軽量化。
 ナセルに22型(金星51)用気化器空気取入口をつけましたが、ただの飾りでは面白くないので、4ストのドレンから、この取り入れ口にパイプで繋がるようにしました。
 機体上面の雲形迷彩用の塗料は、茶、緑、黄、青、白、黒のラッカーを調合し自作しましたが、なかなか思うような色にならないもんですね。かなり苦労しました。(2007.2.17)
<九六式陸上攻撃機完成!>
 除夜の鐘の音を聞きながら作り始め、約2か月で完成!いつもどおり図面は実機図面を拡大したもののみで、すべて現物合わせ。途中、いろいろな問題点が出てきましたが何とか完成。
 4ストの双発なので、エンジンの重さも考えた当初重量予定が2,000g。軽量化にだけは気を使い、1680gで完成しました。エンジン2基と重いタイヤだけで700gを超えていますので、飛行機自体の重量は1,000g以内、ほとんど張りぼて状態です。飛ぶのかなあ?(2007.3.3)
<九六式陸上攻撃機完成! その2>
 製作期間2か月ということで、当然、かなり手抜きをしました。性能は期待していませんし、納得できない部分が多いですが、何より4スト双発サウンドが早く聞きたいです。
今回は東宝映画「マレー・ハワイ沖海戦」の主人公となった元山海軍航空隊の谷本少尉こと帆足少尉の乗機22型量産型としました。
さて、次は何を作ろう?(2007.3.3)
 
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