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<エミリーにぞっこん!>
ベティー(一式陸攻)完成間近頃から、癖なのか、二股の愛・・・エミリーに恋してしまいました。エミリー(二式大艇)は、現存機もあることから資料も豊富、その気になれば現物を見に行くこともできます。(今は横浜の海の科学館から、九州の鹿屋基地資料館に嫁入りしました。その気になれば・・・ですね。)ネットで画像を調べると、もともとデカいからなのか、超アップの写真が多く、アングルも悪いし・・・。モデルは抜群なんだから、もっとらしく撮ってほしいです。要するに飛行機なのか、船なのか、微妙な感じがいいんです。
と、いうことで、昨日(日曜日)は原寸図面を睨みつつ、リブ切り出し、今日は主翼の組立てをしました。スタントができることを優先しつつ、雰囲気を出すため、かなり細い翼で1600mmになりました。 EP4発機、しかも水上機を陸から滑走(これは過去に晴嵐で実証済み)させるのですから、考えただけでもワクワクします。ペラは正逆の4枚ペラを作成します。
なんてブログに書きながら、早く一式陸上攻撃機のロールアウトをしないと・・・。(2010.4.12) |
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<いとしのエミリー(主翼編)>
主翼はリブ組、左右の合体とベルクランクからフラップまでのリンケージが終わりました。つい先日まで作っていた一式陸上攻撃機とほぼ同じタイプなので、考えずにサクサク作っていけます。一式陸攻では、主翼と胴体の結合部分でずいぶん時間が掛かりましたが、このノウハウを活かして、今回は高翼機で裏表が逆になるだけで、同じ方式としました。 リンケージ関係をある程度固めないと、胴体との合体部ができませんが、手元にベルクランクの在庫がなくなっていました。60クラスなんか、そんなに頻繁に作る予定もなかったですし・・・。ところが、年中無休、深夜営業もしている?尾崎模型(OMFC会長宅)で、ベルクランクほか必要なものを調達、滞ることなく製作は進んでいきました。 補助フロートの2本の支柱は2mmのドライカーボン(安く買えるネットショップも見つけました)で、片方だけひとまず作ってみました。地面からの滑走なので、浮く必要はないし、バランスも考えず、実機の図面を見ながら作り、底の逆Rの部分も再現しました。中央には2mm+1mm+1mmのベニアの芯があり、ここに敷居滑りを細く切って貼る予定です。 作りながら、強度の不安で2mmベニアを3mmベニアに、肉抜きをせずに残すところもあり、この状態で340gもありました。メタボ! 慌てて、次々に丸穴を開け、310gまで落としました。ヘルシアで内蔵脂肪を燃焼させながら?
プランク材と胴体用の2mm、3mmバルサは、SSクラスのものをネットやオークションで物色中です。(2010.4.17)
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<いとしのエミリー(胴体編)>
日曜日の夜から胴体に着手しました。主翼との合体部分がすでに出来上がっていたので、後は淡々とした作業でした。実機図面を模型原寸にコピーした図面を測ってはバルサ、ベニアに写し、ヒノキとバルサ棒で繋いだだけです。それでもグラマラスなエミリー全体の雰囲気が出てきました。船底部分の工作も頭の中ではイメージできていますが、まずは側板に使う良質バルサの到着の待ち状態です。
本来の胴体は前半分くらいが台形(船底が広い)ですが、簡単かつ正確に作るため、すべて平面(長方形)にしました。これでも全体イメージはそんなに崩れていないと思っています。
それから、このままでは転がってしまうため、胴枠に使ったベニアの余りで、台座を作りました。
今夜は布団の中で、リポバッテリーのハッチやキャノピーほかクリアパーツの組み合わせ方を考えます。作りながら考える・・・いつものことですね。(2010.4.20)
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<いとしのエミリー(全体編)>
主翼プランクと胴体側板プランクをしました。製作途中で思い悩むことは少ないんですが、上面プランクを甲板張りにするか、ブロック肉抜きにするか思案中です。その間にパワーソースのこともボチボチ本気で考えないといけないし。E-MAXの手頃サイズかつ廉価なものもありますが、たぶん2000gはオーバーするので、JD15モーターあたりがパワー的には最適かも。
ペラはスケール上、本来なら6インチ相当のペラですが、こんなんじゃ飛ぶわけないし、結局8インチの4枚ペラにしてみるつもりです。
アンプはフェニックス25A、これを4つだけでも〇万円、モーターも4つ要るし、胴体も貴重な軽量バルサをふんだんに使い、本当に金にかかるエミリーちゃんです。(2010.4.24) |
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<いとしのエミリー(艇底編)>
毎夜、こつこつと形になりつつあります。昨日と今日は「艇底」処理。本来なら胴体下面プランクと言いたいところ、やっぱり船なんだと思い知らされます。で、あえて「艇底編」。
船底の前半の逆Rの部分は、ブロックから削りだそうかとも思いましたが、3mmバルサを曲げ、瞬間接着剤で力技とも思える強引な接着。それでもなんだか船大工になったような気がしてきます。
この胴体の容積、排水量を考えると2Kg程度なら、本当に水にも浮くんじゃないかと思えます。
枕元には二式大艇の「丸メカニック」と「世界の傑作機」。夜な夜な数少ない戦隊のうち、どの仕様(塗装)にしようか考えています。(2010.4.27)
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<いとしのエミリー(実機編)>
今日は澤部さん宅にお邪魔しました。そのとき、「成瀬さんに渡すものがある」と言って、澤部さんが奥の方から持ってきたものがこれ。 横浜の海の科学館から、九州の鹿屋基地資料館に移された二式大艇(T−31と呼ばれている川西26号機)のプラグなんです。終戦時に横浜で米軍に引き渡した二式大艇が、昭和54年に笹川船舶振興会長の資金援助もあり、35年ぶりに里帰りすることになり、当時、澤部さんが勤めていた会社にエンジンが運び込まれました。その時、現行品でも規格は一緒なので、澤部さんがこっそり?差し替えたシロモノ。 「米軍に引き渡したから、アメリカ製のものだと思うよ」との澤部さんの弁。しかし、プラグを良く見ると、「AIA」という文字と「イ 11」という刻印が・・・。アメリカのプラグに片仮名は使わないだろうから、本体部分は間違いなく当時もの。「なんでも鑑定団」に出したいくらいのものです。 それにしてもプラグといえば、ENYA、OS・・・じゃなくて、せいぜい車のプラグしかイメージできません。あの電極とはまったく異なり、3方向からスパークするような形になっています。
また、製欲(=製作意欲)のスイッチが入りました。(2010.5.3)
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<いとしのエミリー(キャノピー編)>
TONYさん宅で、九六陸攻のキャノピースペアを作ることになり、ついでだからと、エミリーのクリアパーツ(キャノピー、前方銃座、後方銃座)を作りました。いつもどおりのバルサのいい加減な型と、加工の楽な0.5mm塩ビシートを使って、騒ぎながらすべて完成。TONYさんもキャノピー型押しの初体験で、「こんなに簡単なんだぁ」との感想でした。
家に帰り、キャノピーと銃座を付けてみると、ますます雰囲気が出てきます。ちなみに今回は、二式輸送飛行艇にするため、側方銃座や円形銃座の必要がなく、これだけでも手抜きができました。(2010.5.9) |
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<いとしのエミリー(かつおぶし編)>
二式飛行艇が正式採用される前(十三試大型飛行艇)、過荷重で離水試験を行ったところ、艇側から高く飛沫が飛び出してプロペラに当り、発動機の回転が落ち、ひどいときにはプロペラの先端が曲がることもあった。川西では模型実験により、波を単に押さえるのではなく、一度飛沫をわざと出し、まだ天井があればエネルギーが減少されるだろうという逆転の発想で、艇底に波押さえ板を取り付けた。この形がまさに「かつおぶし」に似ていることから、「かつおぶし」と呼ばれていた。
・・・能書きはこれくらいにして、やっぱり「かつおぶし」を付けなきゃ二式大艇じゃないので、ベニアを艇底に現物合わせで付けてみた。考えてみれば離陸(地面を滑らす)にはまったく関係ないし、飛んでからも有害抵抗以外なにものでもない。でも、こういう所にこだわるほど、飛行機作りは一層楽しくなる。私の考え方が普通じゃないのかしらん?(2010.5.14) |
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<いとしのエミリー(コックピット編) >
結局「フタマタ」じゃん?・・・などと思わないでください。ベティ(一式陸攻)は、モーターマウント修理、カウリング付替え、メインギア再作成を終えて、テスト飛行する状態になっています。で、安心してエミリーに力を注ぐ。
飛行機自体は1/23スケール、適当なダミーパイロットがないため、バルサと軽粘土(紙粘土)で作ろうとしたが、あまりにサイズが小さく、老眼の始まってる私には困難な作業。そこで、ネットでフィギュア関係を調べるとフジミから「ドライバーズセット(1/24)」があるのを知り、早速3セットを手配。車のドライバーをベースにポリパテで飛行帽、マフラーその他の雰囲気を出したつもり。
写真にあるフジミのプラモデルは、3体(レーシングスーツ、男性ドライバー、女性ドライバー)+ハイレグのおねえちゃん。女性ドライバーの胸を削り、肉を盛って・・・でも到底、飛行兵にはなり得なかったので、レーシングスーツと男性ドライバーから、操縦士、副操縦士、指揮官の3人を作成した。それにしてもプラモデルを3セット購入したものの、金髪・ハイレグのおねえちゃんだけが使えなく残ってしまっている。綺麗に仕上げて誰かにプレゼントしようか?
コックピットは計器板とハンドル程度にとどめたが、飛行艇は操縦桿ではなく、まさに舵輪(ダリン)。このハンドルを作っているときに聞きたくなったミスチルの曲「しるし」をBGMに。「ダーリンダーリン
いろんな角度から君を見てきた ... ダーリンダーリン いろんな顔を持つ君を知ってるよ
... ダーリンダーリン Oh My darling. 狂おしく 鮮明に 僕の記憶を埋めつくす」・・・いい歌だなぁ。(2010.5.26) |
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<いとしのエミリー(ナセル編)>
久し振りのブログ更新。9月はほとんどの土日が仕事のため、まったく飛行機が作れませんでした。「飛行機作りたい病」はかなり深刻でしたが、ようやくまとまったカレンダーどおりの3連休がとれ、土曜日はほぼ一日、二式大艇製作に費やしました。
4基あるエンジンナセル(アンプの配置、ESCへのケーブルの接続などメンテナンスも必要)をどう処理しようか考え続けていましたが、カウル後半の部分は上下分割で、塩ビ板で作ることにしました。
午前中にバルサブロックで型を作り、塩ビシートを入手しつつ、塚本宅を襲撃!一人でも型押しできそうなサイズだが、失敗なく8個を作るためには手伝ってもらった方が良いとの考え。
思えば、バルサ型で今まで随分たくさんのキャノピーを作ってきました。大きなものでは、嫁さん、息子、娘の「手」を借り、千手観音状態で引っ張っていましたが、今はもう息子もいないし、娘もオヤジの趣味には付き合ってくれないし・・・。
・・・さておき、塚本宅での作業はとんとん拍子。1つの失敗もなく8個を作り終えました。(2010.10.10) |
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<いとしのエミリー(ナセル編)>
久しぶりエミリー製作を再開。最近土日も仕事が多く、なかなか捗らないと言いつつも、二式大艇の前回ブログが5月26日。ってことは3か月くらい放っておいた!?・・・ってことはなく、フロートの下塗りと、主翼全体のフィルム張りをしながら、エンジンナセルのパーツ探しに奔走していました。
エンジンナセル(カウリング)は、まさにぴったりのものを見つけました。写真左はカットしたカウリング。実は一番右にある100円均一で見つけた「ソース差し」。大きさといい、絞り具合といい、スケール感バッチリです。使用する予定のJD15モーター、フェニックス25アンプと写真に収めました。
さあ、OMFCのゲテモノ大会に間に合わせるべく、製作再開!(2010.9.5)
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<いとしのエミリー(ナセル編)>
エミリー製作日記のナセル編もこれで3回目。まとまった製作時間がなく、なかなか捗りませんが、それでもコツコツ、写真のとおり、ここまでは作業終了。
100円均一で買った「ソース差し」もカウリングの雰囲気が出ていますし、バルサの型に押し当てたナセル部分も現物合わせで3次曲面をカットして接着しました。カウリング下面は着脱式にして、モーター・アンプのメンテナンスが出来るようにします。主翼面積は今までに製作した「九六陸攻」や「一式陸攻」より、少し大きめですが、モーターを4基つけてみると、主翼だけでも結構な重さです。結構な重さって何ボやねん?って、また聞かれそうなので、図ってみました。写真の状態で900g。まだこれにアンプ4基とパワーケーブルなどを含めると、主翼だけで1200gは超えそうです。胴体+尾翼が現在450g。たぶん完成重量は2500gくらいになりそうです。飛ぶんでしょうか?(2010.10.7)
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<いとしのエミリー(全体編)>
今日は一日ほぼ飛行機部屋に閉じこもり、主翼の塗装、補助フロート支柱の作成と戦隊マーク、日の丸デカール貼りなど。全体の雰囲気が見えてくるといよいよ制作意欲も倍増、加速しますね。今回は輸送機型「晴空」の横鎮73の「秋津号」にしました。
今日の作業は塗料を吹き付けては乾くまでの間にパソコン(ステカ)でデカール作成。特に胴体下部のステーションナンバーはわずか3mmの「0」から「50」、までの数字。ステカを使ったことのある人は分かると思いますが、シートから剥がすのが至難の業。マチ針とピンセットを駆使して貼りました。
エミリーもまだまだスッピンに近い状態で、念入りな化粧はこれから・・・パネルラインと輸送型の窓枠の処理をして、プルファー(クリアウレタン+フラットベース)を塗る予定です。早くキャノピーのマスキングを剥がして、コックピットも見えるようにしたいけど、まだ先は長いです。正月飛行会には間に合うよう年内完成を目指します。(2010.10.24)
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<いとしのエミリー(化粧編)>
土日も仕事の「月月火水木金金」モードに突入!それでも仕事後、コツコツと頑張って、いよいよ化粧?=ドレスアップを始めました。 主翼のウォークウェイラインと呼ばれる前後桁の上の歩行可能なラインを入れ(資料ではシルバーだったとも・・・)、エンジンカウリングの「フムナ」表示と潤滑油吸入口、翼内タンク吸入口をシールで貼り付けました。
あとはパネルラインを入れて、クリアを噴けば終了。でもパネルラインだけでもきっと一日作業でしょうね。(2010.10.30)
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<いとしのエミリー(プロペラ編)>
今日は一日プロペラ製作に費やしました。今回は「住友ハミルトン恒速式4翅」。実機どおり4枚ペラで飛ばしたい・・・というより4発機の場合、大きなペラを使うとナセル間が広がって、主翼の大半がプロペラみたいな不細工さが出てしまう。そこでペラのダイヤを小さくするためにも4枚ペラを採用。でも市販の4枚ペラで使えるものはなく、いつもの自作。
ジンガーから、8×5の正・逆の両ピッチのペラが販売されているので、これをベースに8×5の4枚ペラの正・逆を作りました。ペラを作るにあたって澤部さんに相談したところ、市販のホールソーを加工して、センタードリルを外しペラシャフトと同径のアルミ棒を取り付けフライスで加工してもらいました(ホールソーは手前右)。
現物あわせで削り込みながら、センターに0.8mmのカーボン板を挟み、澤部さん謹製の固定冶具(旋盤で作成:写真右)でしっかり接着します。さすがに「瞬間の帝王」と呼ばれる私でもこのときばかりはエポキシ系接着剤を使います。最後に先端を住友型?に丸く削ればOKです。
左の3枚ペラは、師匠からオーダーのあったAP13×5.5の3枚ペラです。こちらは以前作ったようにハブのセンターに1mmのアルミ板を埋め込み、上下をカーボンでサンドイッチしています。最後にノックピンを通せば完成です。師匠もう少し待ってくださいね。
(2010.11.13) |
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<いとしのエミリー(塗装編)>
12月23日午前、仕事の隙間を塗って、上塗りをしました。EPなので耐グローは意識しなくてもいいんですが、燃料まみれの助手の人の指紋がべったり・・・ではいけないので、ウレタンを薄く吹き付けることにしました。
ウレタンは某社のスーパークリアにフラットベースを混ぜましたが、このフラットベースがくせもの。30%混ぜると50%の艶消し効果って雑ぱくなところが私のいい加減さにぴったり。ようするに仕上がってみなけりゃ分からない、経験がモノを言う混合比です。BETTY(一式陸上攻撃機)のときは艶消しが効きすぎたため、今回はセミグロス(半艶消し)になるように目分量で?混合しました。
吹きつけはいつも飛行機製作部屋で窓全開でしますが、それでも細かなピースコンを使うので、視界は1mくらい?になります。前回、鼻の穴が完全に艶消しになったので、今回は塗装用マスクをして作業しました。
仕上がり具合はどうなるんでしょう?(2010.12.25) |
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<いとしのエミリー(電装編)>
今日は昼からモーター・アンプの取付け、ESCからアンプまでの配線関係をしました。はんだに圧着ペンチなど、まるで電気屋さんですね。
アンプはフェニックス25×4個。4発機にICEアンプを使うほど金銭の余裕はないし、かといってプログラムできる信用あるアンプとなると・・・。手持ちに2個あったので、2個買い足しておきました。アンプの設定はこれからです。配線はあらかじめ主翼内に配線用のスペースを確保しておいたものの、いざ配線しようとすると、いろいろ不具合もでてきます。それでも都度、知恵を絞って作っていくところが自作の楽しみですね。
次回は29日に動力系の配線をする予定です。(2010.12.26) |
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<いとしのエミリー(電装編)>
今日は時間に余裕があったので、電装関係のうちパワーケーブルとタイマーなどを一気に製作。写真では随分さっぱりして見えますが、4つのナセルにパワー供給とESC(スピードコントロール)のケーブルを繋ぐため、Yハーネスもすべて自作しました。特にパワーケーブルは1つのバッテリーを使うつもりなので、太いゲージのシリコンケーブルから左右に分岐、その後内側ナセルでさらに分岐させています。これで動くんだろうか?
タイマーはJDタイマーを使い、モーターは左右各2個ずつを独立のモードにしました。と、いうのも離陸時からしばらく(30秒間)は、右翼の2個より左翼の2個をすこしパワーをあげ、内側に入ってくるのを防ぐためです。もし右翼の補助フロートに抵抗がかかるといきなりパイロットに向かって飛んできますから。
少しペースアップしないと、正月飛行会に間に合わなくなりそうです。明日も仕事ですし・・・(泣)。(2010.12.29) |
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<いとしのエミリー(かんざし編)>
勢いに乗って、機首に通称「かんざし」を取り付けました。「かんざし」は機首のピトー管の下にある左右の赤い水平棹のことです。
飛行艇にはポーポイズというやっかいな問題があります。滑走路と違い、水は大変抵抗も大きいため、滑水状態のときに上下動と縦揺れを起こし(これがイルカが泳ぐ姿に似ていることからポーポイズ(イルカ)と言われています。)、ひどいときには水に突っ込んだり、放り上げられて失速したりします。
二式大艇では離水時の仰角を正確に4度〜6度に保つため、操縦者が風防の印とこのかんざしの赤い水平棹を見通した線上に水平線がくるような工夫がされました。
かんざしを付けたし、これで、初飛行は成功間違いなし?(2010.12.29) |
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<いとしのエミリー(完成編) >
ついに完成!さっそく自宅前の駐車場で写真を撮りました。何とか正月飛行会に間に合わせようと根を詰めて、でもさすがに大晦日、部屋や納戸の整理と家中の掃除もしたかったので朝早くから午前中に完成。そう言えば数年前には、除夜の鐘を聞きながら、ひたすら飛行機作ってたこともありました。よほどの飛行機馬鹿なんですね。
結構ボリューム感はあるし、飛行会ではたぶん「どれだけで仕上がった?」などと聞かれる筈。私の性格をよく知っている人なら、ヤボな質問はしないでしょうが・・・。でも今回ばかりは、完成と同時に計量。結果は・・・「E」・・・なんじゃこりゃ?我が家のデジタルスケールは2kgまでしか計れないのでした(笑)。体重計じゃ無理だし、などと考えつつ気を取り直して、リポバッテリーを外して計ってみました。結果は・・・1,790g。リポが352gあるから、総重量は2,142gということで。9×6の4枚ペラをパワフルに回すモーター4発なので、パワー的には大丈夫でしょう。
スイッチを入れてみると、フェニックスアンプ特有の「チャララチャン、ピッピッピッピ」みたいな音が4つのアンプから一斉に鳴ると、何だか危険な感じがします。ワクワク・・・。(2010.12.31) |
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<いとしのエミリー(飛行編)>
1月2日のC.C.C.の新春飛行会で初飛行をしました。心配していた艇底での地面の滑走も問題なく、プロペラ後流の影響があるのか、フラップを下げるとすぐに浮いてしまいます。
3日の飛行会では、2種スタント全種目のほか、角宙返りなどもやってみました。固定フラップの調整と翼端ガイドの位置調整を少ししましたが、まだまだ調整次第で、形に似合わずスタント性能が良いので驚きです。
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