静岡県立こども病院の認定作業療法士 鴨下さん より、
ATAC 2008 で、お会いした時に、
えんぴつ持ち方支援グッツ試作品をいただきました。(上段のQリングは、販売されています。棒状のものは試作品です。)
鉛筆の持ち方が気になるお子さんがいらっしゃいますが、持ち方だけにこだわるのは、よくないそうです。手指の動きの発達にも順序があります。発達段階に応じた支援が必要です。
本支援グッツを実際試してみると、鉛筆の支えに驚くほどの安定感が生まれます。
■うまく持つためのポイント■ 引用 スペース96
鉛筆をうまく持てる状態とは、親指と人差し指の指腹面と中指の親指側の面でつまみ、 そして親指と人差し指の間のファーストウェブのところに鉛筆を当てます。 つまむ動作に注目しがちですが、重要なのは親指と中指とファーズトウェブでの3点固定が重要なのです。 実は人差し指は、鉛筆の動きをガイドする役割なのです。したがってつまむ練習ばかりしてもうまく鉛筆が持てるようにならないのです。
Qリングを利用することでこの3点固定がしやすくなります。 掌の中の手内筋が発達しやすい状況になり、より発達した動的三指握りに移行しやすくなります。
Qリング(3個 630円) → スペース96 検索:Qリング
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