New Zealand
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□■□■ Mon 14 April ■□■□
Rotorua - Queenstown
〜 北島から南島へ 〜

ロトルアの街を少し回ったあとガソリンを入れにいく。NZは英国と同じく、ガソリンのことを'petrol'と言います。'petrol station'は、日本でも多くなったセルフ式。やり慣れてはいるけれど、どの種類のガソリンを入れたらいいのかわからない。悩んでいたら、スタッフのお兄さんがやってきて「Did you wrintle?(???)」と聞いてきました。よくよく聞いたら「Did you rental?」。NZでは[e]の発音が[i]と聞こえることを発見。$10もティンダラ〜と聞こえます。腕に黒いマオリ特有の模様の入れ墨をしたお兄さんは、ガソリンの種類を教えてくれ、セットもしてくれました。ほとんどのレンタカーには「無鉛」'unleased'を入れるそうです。

ロトルアの街

Full petrol, No damage! レンタカーを返してからお昼ご飯を食べに行く。どのお店のランチも、パンに卵とベーコン系。朝食とかぶる。かといって昼から肉はキツイし。

Tutanekai St.のアフリカの地名っぽい店名(忘れた)のオープンカフェでランチにする。朝食に似たメニューだったけれど、Egg Roll(オムレツみたい)の具にネギが入っていて感激。ここのLong Black Coffeeも美味しかった。

ロトルアには「ポリネシアンスパ」という温泉リゾートがあります。水着で入るのですが、貸し切りのプライベートプールは水着不要です。

私は日本から水着を持参してきていました。この水着というのがあまり使っていなかった代物で、海外で着て最後を飾ったあとにポイッと捨ててこようという算段でしたが、土壇場でプールの嫌いな小西さんにスパへ行くこと自体を拒まれました。

NZに来てまだ二日目だし。南島にも温泉地あるし。私は使うともしれない水着を持ったまま旅を続けることになりました。

■ロトルア空港

観光案内所の前からシャトルで空港へ。シャトルといっても小さなワゴンで、客の荷物を入れるための小さな箱を牽引しながら走ります。乗客は私たち二人と、途中で拾った二人組だけでした。

ロトルア空港は思いのほか小さな空港でした。e-ticketを取っていたのでCheck-Inの手続きは簡単にすみ、別のカウンターでDevelopment Levyを払いました。(NZ$5。ロトルア空港を出発するヒトのみ)

空から見たトンガリロ国立公園

■Queenstown

サザンアルプスがお出迎え

飛行機に乗り込み、いよいよ北島から南島へ。向こうでは何をやるのと小西さんに聞かれたので、スパの仕返しに「バンジージャンプ申し込んでおいた」と言っておきました。バンジーはNZ(クィーンズタウン)が発祥の地。

首都のウェリントン上空を通り過ぎ、海を渡り、クライストチャーチで一度降り、マウントクックを跨ぎ、ようやくクィーンズタウンに着きました。夕方ということもあるけれど、空気がひんやり秋の気配。飛行機を降りると目の前に南アルプスが。このダイナミックな光景にはかなり感動しました。

感動し続けてもいられない。まだ今夜は宿を決めていない。

観光案内所は、私たちが街なかに着くころには閉まりそう。そうなったら電話で当たっていくしかない、と思っていたら、空港出入口に旅行者に優しそうなカウンター発見。そこで今夜泊まれそうなところを探してもらう。明日は朝早くに「ミルフォード・サウンド」へ発つバスに乗りたいので、なるべくその停留所へは歩いていけるところがいい。

「ラッキーですよ!リッジズのレイクヴューの部屋が空いてるって。NZ$110でいいって」値段の安さとレイクヴューに引かれてそこに決めました。「リッジズって知ってる?(ガイドを読みまくった私が知らないでか)チェーン展開してる大きなホテルですよ。朝食が美味しいの」朝食付にしてもらいました。

そしてまたシャトルでホテルまで。今度は乗客いっぱいで、途中でワゴンを止めながら、運転手さんがクィーンズタウンやワカティプ湖についてのガイドをしてくれました。ちょっとツアー気分。

ホテルの部屋はため息が出るほど整っていて、正真正銘レイクヴュー!部屋も広いしベッドも広い。昨夜と20ドル違いとは思えない。でもここにもスリッパはありませんでした。テレビは5チャンネルくらい映ったかな。住んでいる人間の数が少ないからか、NZ独自の番組は極端に少ないみたい。

レイクヴュー!
RYDES HOTEL

■夕食 in Queenstown

Britania Restaurant Bar
Rack of Lamb

夕食に出かけがてら、バスの停留所を確認しにいく。もちろん、ホテルから徒歩何分か計りながら。

「肉」を食べようということで、お目当てのお店に行きましたがまた閉業していました(ガイドブックめ)。探しまわって入ったのが「Britania Restaurant Bar」。店内は中世の船内のようになっていて薄暗い。スタッフはフレンドリー。店内はずっとフリート・ウッドマックのライブが流れていて、スタッフのおじちゃんは口笛吹いてご機嫌でした。

ムール貝'Mussels'とイカのグリル、サラダ、ビーフステーキにラム。ラムは癖のない豚肉といった感じ。初めて食べたラムよりビーフに驚愕。臭みがなくて柔らっかくって美味しい。にくこっぷんでなく生えてる草食べてますってカンジ。赤ワインもすすむ。最後にコーヒーで締めました。ごちそうさま。

タウポからロトルアに出たときはロトルアが街に感じられたけれど、こうして来てみるとクィーンズタウンこそが街!

プラプラ散歩してホテルに戻る。ロビーにPCが2台あったので、空くのを待ってメールチェック。弟からのマメで簡潔な猫の世話報告を読む。ありがとうございます。ネコのエサがなくなってきたと書いてあったので、メーカー名と売っているお店を返信しておく。出発前バタバタして用意できなくてごめんなさい。明日はティアナウという小さな町へ行くので、もしかしたらメールできないかも、とも。

夜のクィーンズタウン

夜のワカティプ湖

ついでにネットで天気も調べる。自然のことなので天気が崩れるのは一向にかまわないのだけれど、19日だけはホェールウォッチに行く予定なので雨などで欠航になってほしくない。でも予報では崩れそう。ああ、どうなるんだろう。クジラも心配だけれど、私の持ってきた水着も一体いつまで持ち歩くんだろう。

部屋に戻り念入りにお風呂に入る。また明日もお湯の出ないところかもしれないし。明日はいよいよ、世界一の遊歩道といわれる「ミルフォード・サウンド」へ向かう。

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