New Zealand
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□■□■ Tue 15 April ■□■□
Milford Sound - Te Anau
〜 NZ一の景観をクルージング 〜

■Milford Sound

氷河によって1000m以上垂直に削り取られた山々の合間を、2時間かけてクルーズする。途中、イルカに会ったりオットセイに会ったり。イルカたちが船と平行して泳ぐのは見ていてかわいかったけれど、岩の上に寝っぱなしのオットセイは、うちの猫を思い起こさせました。みんな元気にしてるかなぁて恋しかったけれど、きっとこんなふうに寝てるだけなんだろうな。クルーズの模様はこちら

ガイドは英語のほか日本語でも
クルーズの模様はこちら

昼食は、軽食$14と温かいビュッフェ$26と選べ(和食'obento'も選べる)、私たちはビュッフェを予約。アイスクリームが美味しかった!スタッフに、あきらかにディカプリオを意識した髪型の男の子がいました。それはどうかと思ったけれど、ちょっとタイタニック気分。

そういえば、船に乗り込む前に一組一組マイターピークを背に写真を撮ってくれました。そしてクルーズの終わり頃、ジェットボートで出来上がった写真を船に届けてくれ、船内で販売。買っても買わなくてもOK。2000円くらいだったかな?記念に買ってきました。

船はスタートした岸に戻り、クルーズは終了。ディカプリオにバイバイし、再びバスへ。帰りはずっとバスの中で眠ってしまう。「ロード・オブ・ザ・リング〜二つの塔」に出てきた老木のエルフにそっくりな木が並ぶ林があったので、帰りは是非それをカメラに収めたかったのだけれど。大きな目的を達成したせいか、ぐっすり寝てしまいました。いつあのトンネルをくぐったのかも覚えていない・・・

■Te Anau

バスは再びティアナウに立ち寄りました。私たちはここで荷物を持って下車。今夜はこの街で泊まり、明日ゆっくりクィーンズタウンへ帰る予定。帰る手段はまだ決まっていないけれど、そのまた翌日はまた長距離バスに乗ることになるので、明日はバスでの移動は避けたいところ。

ティアナウに着いて、まず買物。昨日のホテルにもなかったスリッパを買い求めました。せっかくだから羊製のものを。靴タイプが温かそうでよかったけれど、高いし荷物になるので普通のタイプにしました。それでも$51。

噂のラウンドアバウトPart2

かわいくて庭が広くて
全部屋にテラスがあり、
正真正銘、レイクフロント!

モーテルへ向かう前に観光案内所へ。北島のワイトモというところは洞窟の中で光るツチボタルで有名だけれど、ここティアナウでも見られます。案内所はもう閉まっていましたが、隣のツアー会社は開いていました。ツアーを予約してからモーテルへ向かいました。案内所が開いていたら、レンタカーも手配したいところだったけれど。

観光案内所から湖に沿って徒歩10分。今夜の宿は「Campbell Autolodge」二人で一泊$135。一目見て感激!建物はかわいいし、庭は広いし、芝生はきれいだし、花もいっぱいだし。NZは英国領なのでガーデニングも素敵なのです。2階の部屋に案内され、またまた感激。リビングとベッドルームが別れてる!テレビも各部屋に1台づつ。キッチンもあってアパートみたい!インテリアも素敵だし、バスルームもかわいいし、清潔だし。たとえツチボタルが見られなかったとしても、ティアナウに来てよかったと思ったことでしょう。ここに限らず、湖沿いのモーテルはどこも感じがよかった。

今日で3泊目。今夜は洗濯をするぞ!でも、今やり始めてはツアーに間に合わないので後回し。夕食も、お昼が遅かったので後回し。早めに桟橋へ行き、透明な湖の水と日が暮れていく空を眺めました。

リビング
キッチン
ベッドルーム、と買ったスリッパ

■ツチボタル

ニュージーランドツチボタルは、この国固有の発光器官を持った蚊のような虫。寿命は約10ヶ月。卵、幼虫、さなぎ、成虫の4段階で成長します。光を発するのは幼虫さなぎ時代の9ヶ月で、成虫になると数日で死んでしまうそうです。

高速艇で40分飛ばし、ようやく着いたのが洞窟の入口。ポリネシアンぽい雰囲気。そこから中へは歩いて侵入。途中ボートで渡り、また歩いて奥へ。洞窟内の荒れ狂う滝に驚愕し、さらに奥へ奥へ。

ボートはディズニーランドのスモールワールドのようなものだけれど、あのようにレールはなく不安定に浮いているだけ。ガイドのお兄さんがボートの上に立ち、上に張ってあるロープを手で伝って船を進行させます。

ツチボタルは音に敏感だからと注意を受け、再びボートに乗り奥へ進む。真っ暗とはこのことを言うのだなというくらい一切光がなく、隣の人の顔どころか、目の前に持ってきた自分の指さえも見えません。そして・・・浮かび上がってきた!青〜い光が。てんてんと、そして次第にぶわぁ〜っと。みんな静かに息を飲んで、しばし天井を見とれました。満天の星のようだけれど星のようなはっきりした光ではなく、青く、淡く、幻想的に瞬いていました。

同じルートを辿って戻り、最後に洞窟の壁に残る昆虫や貝の化石などを見る。岸へ戻るとコーヒーなどがフリーで振る舞われ、飲んで温まりながら展示品を見たりして次のツアー客の船を待つ。それに乗り込み帰りました。時間をたっぷり取った、なかなか楽しいツアーでした。

ティアナウ湖の夕暮れ
ツアーの高速艇
救世主「THE RANCH」

しかし、街へ戻ってみると、レストランがほとんど閉まってる。しまった!探しに探してようやく夕食にありつけたのが、上のレストランバー「THE RANCH」。鹿肉のヴェニソンを食べたかったのだけれどおいてなく、もうメニューもあまり選べませんでしたが、プレートセットで安くボリューム満天で美味しかった。ポーク、サラダ、フレンチフライ。今夜はギネスでご機嫌。店内の大スクリーンではラグビーの中継をやっていました。

モーテルに戻って洗濯をしようと思ったら、洗濯をしていい時間を回っていました。しまった!ノーチェックだった!明日こそは洗濯を・・・明日は朝一で観光案内所へ行き、レンタカーを掛け合ってみる予定。こんな田舎で、しかも当日に、借りられるクルマなんてあるかしら。

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