New Zealand
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□■□■ Thur 17 April ■□■□
Queenstown - Mt Cook
〜 マウントクックを越え、クライストチャーチへ 〜

起きていつものようにコーヒーを入れ、昨夜買ったサンドイッチを食べる。雨は止んだけれど空は曇ってる。テレビでは毎日朝から賛美歌を歌ってる。今週はイースター。キリストの復活祭です。あの、カラフルなお菓子の玉子を隠して見つけたりするお祭りです。今日は、大聖堂のあるクライストチャーチという街へ向かいます。南島を西から東へ、一日がかりで横切ります。バス停近くのコンビニでミネラルウォーターを買ってバスに乗り込みました。

モーテルから眺めた湖
朝のクィーンズタウンの町並み

■マウントクック越え

街を離れ、ワイナリーを横切り、ホステルにいくつか寄ってバックパッカーを拾ったり降ろしたりしながら、バスはマウントクックを登っていく。ほんと、一ヶ月以上時間が取れるものなら、私もバックパッカーになってリュック一つでNZ中をまわってみたい。

二日前のミルフォードとは違い、今回のバス移動は長丁場。ブレイクも多めでした。最初に止まった休憩所はフルーツ市場。ここで、二日前ミルフォードの父娘が食べてた小さなリンゴを、私も買いました。お土産用にハチミツも買う。巣ごと入っているのも買う。ドライフルーツも美味しそうでした。

バスが出発するとすぐに眠ってしまいました。しばらくしてからリンゴを食べたけれど、ミルフォードのときとは違いバスの中では誰も飲食をしていない。シャリシャリという音に気をつけながら食べる。窓の外に見えてきたのは、水力発電用の人工湖。これもまた大きくてきれい。リンゴを食べ終え、またしばらく眠りこける。

バスの中から
Manmade hydro lake



ハーミテージホテルと山
マウントクックは標高3754m、NZの最高峰。こんな標高の高いところにも羊がいる。羊が草を食べている。山頂の代表的な高級ホテル、ハーミテージホテルのカフェテリアでランチ。何を食べようかしら。サンドイッチなどは、朝食とかぶるし。小西さんもトレーを持ったまま悩んでいる。適当にパンを見繕ってお皿に乗せる。乗せたあと小西さんはボードに書かれたペンネパスタを見つけ、これを食べたいと言い出した。いったん皿に乗せたパンは戻しづらい。パスタ一皿に大きなパン3つ。こんなに食べられないよ〜。眠気と疲れもピークでかなり脱力しつつ、トレーを持ってレジに並ぶ。レジのお姉さんの言葉を日本語に直してるつもりが、原語を繰り返して小西さんを困らせる。そろそろ旅の疲れか。

不思議なもので、食べられないと思っていたものがきれいに食べきれてしまい、ちょっと気分を取り戻す。どこかのツアーの日本人のおばさまが「マウントクックリリーが咲いていたわ!」と興奮してカフェテリアに入って来ました。彼女のツアコンの方(とってもアウトドアルッキング)は、時期が違うので別の花ではと言っていたけれど、おばさまは信じて疑わなかった。開花したマウントクックリリーが見られるのは11月〜1月だそうです。小さなかわいらしい花です。

再びバス。外の寒さとバスの中の気温差で窓が結露。もうずっと寝る。ところどころでブレイクする。どこでだったか、白いゴーダチーズを買う。これが、帰国の飛行機で気圧の変化か、チーズの真空パックされた袋が破れ、さっき買った巣ごとハチミツも洩れ、チーズのハチミツがけに。これがとっても美味しかった♪

そしてついに、美しいブルーのテカポ湖でブレイク!その近くの「良き羊飼いの教会」は観光名所なのだけれど、バスは素通り。あらららら〜。ま、バスの中から見たってことで。バスはクライストチャーチへ向けて下っていく。

テカポ湖
テカポ湖付近

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