全長5.7kmの城郭。これを普通に歩いて回ったら3時間かかるそうです。のんびりそれもいいかなとも思いましたが、効率良くまわれるツアーにしました。書き忘れましたが、水原(スウォン)の観光案内所は日本語OKでした。水原には水原華城の他に、韓国民族村や遊園地もあり、ツアーも数種類あります。私たちは水原華城を訪れる半日ツアーに申し込みました。水原まで来なくても、ソウルから出発できるツアーもあります。 |
■水原華城 | |
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出発時間になり、ツアーバスに乗り込む。参加者は、親に連れられた韓国の子供たちが多く、海外組は私たち二人だけでした。ともさかりえ似のガイドのお姉さんは、まず私たちに日本語でガイドしてくれてから、子供たちの相手をしていました。お姉さんはバーバリーのマフラーと、黒っぽい毛糸の手袋をしていました。細くてジーンズがよく似合う、色白で黒髪のきれいなソフトな印象の方でした。 |
街が一望できる広い丘。ここに都を遷都しようと、李氏王朝後半に水原華城は作られましたが、途中で王が逝去し、遷都は中止されました。その後、日本の占領や朝鮮戦争などで破壊されました。ので、ほとんどが復元です。それでも、壊されても壊されても作り直す。韓国の人の誇りとバイタリティを感じます。 |
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城壁の中には、門、砲台、やぐら、兵士の休憩所、軍事指揮所、訓練所などがあります。 |
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実は華西門(ファソムン)という大きな門を楽しみにしていたのだけれど、そこには寄りませんでした。ツアーは時間を有効に使えるメリットもあるけれど、行きたいところへ行けないデメリットもある。でも、華城行宮(ファソンヘングン)には寄ってくれたのでよかった。 グォ〜ンと下の街まで響くほど大きな鐘を鳴らし、西将台(ソチャンデ)や華虹門(ファホンムン)を見たあと、華城行宮へ。移動手段は残念ながら、この金シャチくんではなくツアーバスです。 |