SEOUL KOREA 2002
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□■□■ 2002年7月13日(土) ■□■□

〜ケンカ、アカスリ、ハンジュンマク!〜

■サウナ&アカスリ

旅のシメに「天地然火汗蒸幕」へ。24時間営業、男性サウナもあり、日本語オッケー。コースになっててメニューがたくさんある。「パック要らない、ネイルも要らない」といろいろ断って短かめバージョン。はじめ、断りすぎて「ナニシニキマシタカ」と言われた。

中はけっこう暗くて泥臭い雰囲気。ヨモギサウナで蒸され、汗蒸幕(ハンジュンマク)で更にムシムシ。汗蒸幕とは韓国の伝統的サウナ。レンガでできた100℃を超えるドームの中に、麻袋を被って下には麻袋を敷いて座る。暑すぎて肺が焼ける〜!かなり暑いので、私は麻袋を口にあてて呼吸した。そのあとお風呂。ゲルマニウム、緑茶、黄土、高麗人参、お風呂もいろいろ。そして身体を自分で洗ったあとに、いよいよアカスリ。

こすってくれるおばちゃんは黒のブラに黒のパンツ姿で数人いて、一人一客、次々と台に乗せては魚のようにさばいていく。呼ばれ、スッポンポンで寝かされ、マッサージされ、アカスリ。トイレのブラシでこすられているかと思うくらい激しい。ウ、ウロコが剥がされる〜!でも肌が荒れるどころかきめ細かく新陳代謝もよくなった気がするから不思議。最後に、カミシャンプー(と書いてあった)してくれ、髪を「ムーミン」に出て来るミーのようにてっぺんで一つに丸く縛ってくれた。前髪も上がって、私も韓国女性ルック♪

私はしなかったけれど、「トルポッキ」という顔の産毛取りのメニューもあった。ちょうど韓国の女性が一人(そこのスタッフかな?)やってもらってた。サウナのあとの涼むスペースの床に寝、取ってくれるヒトの腿の上に顔を置き、細い糸を操って顔ではじかせながら取ってもらってた。その様子を野次馬するもう一人の女性と合わせて3人でペチャクチャおしゃべり。韓国語だからわからない。ニキビの芯は針で出してもらってた。痕になりそ!刺されるたびに女性は叫んで手足をバタバタさせていた。

汗蒸幕(ハンジュンマク)でさっぱりした前だったか後だったか、人通りの少なくなった明洞のまちなかでケンカを見かけた。男性二人の殴り合い。1人の人の鼻からは血が。ド、ドラマ見たい!人が集まり、みんなでケンカを止めてた。でもケンカは、感情が先走っちゃってる感じでなく、形として執り行ってるようだった。そのケンカより、近くで怒鳴ってたおばちゃんの方が迫力があって怖かった。こちらもドラマに出てきそうなおばちゃんだった。「秋の童話」のシネのお母さんくらい迫力があった。韓国語だから何言ってるのかわからなかいはずなのに、「なにケンカしてるんだ!まったく男どもは!」と私の耳に聞こえてきた。

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