海外プチ冒険旅行

オーストラリア旅行記 1988/2〜3月

最終更新日: 2009/03/01

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3月1日 TOWNSVILLE→ MAGNETIC IS.

 なかぽんのガサゴソやる音で6:30ごろ目が覚めた。 雨は降っていないものの、空は曇っている。 サイクロンはどうしたんだろう? とりあえず朝食を食べて荷造りしていると、宿のおじさんが来て「どこへ行くんだ?」と聞いてきた。「Magnetic Is.」と答えたら、「サイクロンは止まったまま進んでいない。 まだ強風圏内だぞ」と言う。 やたら不安になった俺はチャリを飛ばして港まで船を見に行った。 おお! やった! 車が2台ばかり来ているし、Officeも開いている。


   

やっとMagnetic Is.へ行ける


 無事我々はフェリーに乗り込み、Magnetic Is.へ出発した。 それにしても小さい船だ。 車が6台乗るといっぱいになってしまう。 また、乗客も少ない。我々を含めてたったの4人。乗務員は3人。

 45分ほどでMagnetic Is. Arcadiaに到着。 岩場ばっかりだ。 とりあえずメジャーなPicnic Bayへ走る。 ここで昨日知り合った日本人とまた会ってしまった。 他にジップンナンが2人ばかりいる。


   

宿探しに苦労する


 ここでは宿を探すのに苦労した。YHを探したのだが、Picnic Bayで聞いたらNelly Bayにあるという。 峠を越えてNelly Bayに行き、そこで聞いてみるとArcadiaにあるという。 またまた峠を越えてArcadiaに戻ると 今度はPicnic Bayにあるという。 何なんだー! ここはー! 俺たちはもうYHなどどうでもよくなってPicnic BayのBack Packers Hostelに泊まることにする。


   

Mokeをレンタルした


 ここでは自転車なんか乗るもんか!と、Moke(ジープの子どものようなもの)を借りた。 おお、面白い。 あんなに苦しかった坂もぐいーんと登る。 スピードも出るし、感動! 一番北のビーチへ行った後、コアラパークへ。 狭いわりにA$ 5もとられたが、たくさんのコアラとカンガルーにご対面。 コアラ触っちゃったし。 でもコアラって夜行性なので ほとんとお昼寝。 我々が起こしてしまうと、ものすごい眠そうな目をしてユーカリをむしゃむしゃとだるそうに食っていた。 コアラっていいなー。 のーんびり寝て、腹が減ったらユーカリ食べて、また寝ていいんだもんな。


   

寝ぼけ顔のコアラ


 カンガルーもほとんどだらしない格好で寝てた。 エミュだけはしっかり起きてて、我々が近づくと「グルルル」と、すごく低い声で威嚇していた。
 次はRadical Bay。 きれいなビーチ。 エメラルドグリーンの海。 ほとんど人がいない。 さっそく泳いだ。
 しばらくここで遊んだ後、夕食の材料を買いにスーパーへ。 今回は缶詰を使わずに肉や野菜、それにコメ(!)を買い込んで自炊。 このコメには涙がこぼれるほど感動! 久しぶりに食うコメはうまかった! 他のメニューはビーフとオニオンのステーキ、ソーセージとにんじんやキャベツの野菜炒め、ベーコンのスープ。 豪華な食事に舌鼓を打ったのだった。





今日の費用 

絵はがき:A$ 3.30 フェリー:4.00
コアラパーク:5.00 ピン食:5.58
切手:2.65 アイス:1.00
皿:1.57 宿:11.00



今日見た夢

 なかぽんと俺はヤブ蚊に刺され、マラリアにかかってしまった。薬を持っていない俺たちは病院に行く。しかしマラリア治療用の薬は非常に高価だった。困った俺たちを見た医者は「まだ実験段階の薬があるが、これならタダにしてあげよう」と言う。「どうしようか?」と俺たちが相談していると、横を向いていた俺に 医者がいきなり注射してしまう。抵抗するなかぽんは押さえつけられてムリヤリ別の注射を打たれてしまう。
 そして数時間後、俺は薬の効き目がなかったのか高熱にうなされて苦しみ、なかぽんは薬の副作用か「ウォーッ」とわめいて暴れまくるのだった。