3月7日 Ayers Rock climbing & Sunset
夜中まで日本人が騒いでいて、あまりよく眠れなかった。 ウトウトして5:30のアラームで目が覚める。 さあ起きなきゃ、と思ったらイキナリすごい鼻血。 あとからあとからすごい量が出てくる。すぐ治まった。 乾燥しているせいだろうか。 疲れがいっぺんに出たのかもしれない。 外は半袖では寒い。 乾燥地帯はこんなにも寒暖の差が激しいものなのだろうか。
朝食を食べてバスに乗る。 発車時刻に遅れて乗ってきたJAL 2人が 2人並んで座れる席が無いためか車内でウロウロしている。 運転手に「Sit down, Please」と言われても、「えー」とかいってグズグズしていて、「Does anybody speak Japanese?」とか言われちゃって、大ヒンシュク。
ともかくバスはAyers Rockに到着。 既に人がぞろぞろ登っていて、まるでアリのようだ。 Rock Climbingまがいと聞いていたのですごいのだろうと思っていたら、それほどすごい傾斜ではなく、ハイキング+α程度だったので少々失望した。 初めは鎖につかまりながら急斜面を登り、その後勾配は次第に緩くなって鎖が無くなる。 あとはたいしたことはない。 30分ほどで頂上へ着いた。 ガイドブックに書いてあるような難所ではない。 どうして人が転落するようなことがあるのだろう、と思ってしまう。 登山ルートを大きく外れたりしなければ大丈夫だ。 さすが、これだけの人が集まるだけあって、眺めは抜群にいい。 Mt. Olgaと どこまでも平らな大平原。 登るだけの価値はある。 下りも心配したほど大変ではなかった。 それにしても、人、人、人。 半分以上がジップンナンだ。あーやだ。ビール飲んじゃってるやつもいる。
登っていくと雄大な景色が広がる
山とは違い、頂上は平ら
頂上で遊んでみた:岩に写る影
自転車を持ち込んじゃダメです
駐車場まで降りた俺たちは、いっぱい止まっているバスを見て「あれ? どのバスだったかな?」と考え込んだ。 かすかな記憶を頼りに「これだろ」と1台のバスに乗ったが、どうも乗客の顔ぶれが違う。 「まあいいや」と思っていたら、バスが発車したとたん運転手がなにやら説明しだした。 「あ、これ別のツアーのバスだ」と思ったがもう遅い。 当分Yularaに戻る雰囲気はない。 俺たちはあきらめて、Ayers Rockのあそこがカンガルーのどうのとか、あれがLittle Ayers Rockだとかいう説明を聞いたり、アボちゃん(注14)
オーストラリアの原住民族アボリジニー。
英国人による殺りくにより一時絶滅寸前になったとか。
西欧文化と異なる考え方を持つ彼らに対し、政府は対話に苦労しているようだ。
の壁画を見たり、アボちゃんの観光センターみたいなところ(ここをアボちゃんちと呼ぶことにする)で彫刻品とか絵画とか道具とかを見たりした。 やっと12時近くにYularaに戻る。 しかしいいかげんだなあ。 ツアーに申し込んでいない、たった A$ 6しか払っていない俺たちもツアーに参加できちゃうんだから。
昼食後、ひたすら寝る。16:00まで寝ちゃった。 あわてて夕日を見に行く。 夕方とはいえ、砂漠。 日ざしはものすごい強烈だ。 日焼け止めを塗りまくったのに、肝心の日焼け止めがすぐに乾燥してポロポロ剥がれ落ちていき、腕や足の皮がむけてくる。 とてもサングラス無しでは走れない。 日の入りは19:00過ぎなのに、17:00にはもうSunset view pointに着いてしまった。 木陰で休んでいてもハエの攻撃がものすごい。 アリの攻撃もある。 ヒマなのでアボちゃんちに行く。 だがアボちゃんちは17:00に閉められてしまっていた。 ここでもハエの攻撃がすごく、顔と体中にハエがたかる。 ああ...
夕方なのに この日ざし!
顔にタオルを巻いてハエの攻撃をしのぐ
Sunset Point
Sunset pointに戻ると、やはり日本人がいっぱいいた。 Ayers Rockは夕日を受けてもたいして色が変わらず、イマイチだった。 ツアーのバスはまだ明るいうちになぜか帰ってしまう。 かわいそう。 ここで知り合ったジップンナンのバイク兄ちゃんにCBX550Fに乗せてもらった。 おお! 感動! 久々の加速感。 やっはりバイクもいいなあ。 帰りの道が真っ暗でよく見えない。
あたりは真っ暗に
バイク兄ちゃん、CBX550Fを快く貸して
くださって、ありがとうございました。
今日の費用
ジュース:A$ 1.00 昼食:4.50
ピン食:3.40 ジュース:1.00
夕食:5.45