最終更新日: 2011/02/27
この日の走行距離: 97km
4:30に起きたつもりが時計を見ると5時を過ぎていた。 宿の人に見送られてHAT YAIへ向かう。
はじめの20kmぐらいは道がすごかった。 凹凸がすごいし、ダートも時々あるし、車が通ると砂ぼこり もうもうだし、腹痛もけっこうきつい。
しばらく走ってから途中の村で休憩。 腹痛はかなりおさまってきた。 ここで氷をつくるところを初めて目にする。 氷屋さんから買ってきた1m四方ぐらいの大きい氷をみかん箱のような大きい木の箱に入れ、それを手あかとかで真っ黒になった木の棒でガシガシ砕くのだ。 どうりで氷に ほこりや砂が混じっているわけだ。
道路には よく猫とかが車に轢かれた死体があるが、犬や鳥、ねずみやヘビなどの無残な死体もある。
腹痛がひどくて途中で ひと休み。 変なじいちゃんが寄ってきて心配してくれたのか、みかんをくれたが、こんなもの食えるか。(じいちゃん、ごめん)
1時間近く苦しんだ後、少しおさまりかけたので走ってしまう。 HAT YAIに入って昼食をとるが、なぜか食堂のギャル連中がニヤニヤ、ケラケラ笑っていた。
HAT YAIの駅に行く。大きい駅で油断できない。 切符は明日買えるらしい。
ホテルは 2, 3軒探し回ったあげく、キャセイホテル(ゲストハウス)に泊まる。
7時すぎに夕食を食べに出る。 華僑の町らしく、高級店には必ず色の白い中国人がいた。 少し大きめの食堂(だいぶ混んでいた)に入り、少しぜいたくに食べてみようかな、などと思いながらも まずは普通の量を頼んだ。 外から見えない、奥まった小ぎれいなテーブルに案内されたので、少し危ないな、と思って「ここは値段が高いのか」と聞くと そうじゃないと言う。
運ばれてきた料理は ごはん、えびの入った野菜炒め、腕ほどもある大きい魚だ。 それを なかぽんと食いながら、これは合わせて50 bahtいくかな、とか、物価が安いっていうから おみやげ少し買っちゃおうかとか、ギャルがいっぱいいた かき氷屋さんでキャピキャピしちゃおうか、なんて話しちゃう。
会計の時点になって驚いた。 魚70 baht、野菜炒め30 baht、ごはん12 baht、合計112 bahtだというのだ! とんでもない、こんな金があれば1泊できる。 日本人だからって なめてんじゃねえ。 とことん勝負してやる、と思い、頑として払わずに口論が続く。 10人ぐらい人だかりができて店の主人も出てきた。 このオヤジは紙に「佐世保」と書いてわけのわからないことを言ったりして大そうもめた。 100 bahtまでにはまけてくれたがそれ以上は1歩も引かない。 30分以上もたつと、金持ってんか? とか、警察に連行されるんだな、と言いだしてきた。 店の主人がひっこんでしまったし、警察が来たところで(後で本当に来た) こちらの立場が有利になるとは思えないので 仕方なく100 baht払うことにした。 日本円にすれば そう大した額ではないが、とにかく腹が立った。 日本人=金持ち(よそ者)=アホと見られるのが とっても悔しかった。
(若気の至りです。関係者の方々、ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした)(はたぼう記)
PHATTHALUNGの宿の領収書
このあたりは店も何も無い。
ここで管理人はたぼうは猛烈な腹痛を起こす。
(データ紛失)
みかんをくれたじいいちゃん
にやにやねえちゃん
佐世保オヤジ
ぼんやりバイト
タイ語は難しい...