鉢作り
楽焼は天正年間(約400年前)に始まる日本独特の焼き物です。
 楽焼は《急熱急冷》という特殊な焼成方法をとります。
用土をほして、充分乾燥させたものを粉
粉末状態にし他の用土・水と調合して慎重に練り上げます。
左の型を右の成型機に入れる
練り上げた用土をロクロにて成形し鉢の母体を造り
鉢の縁を整え成型
左.外の型 右.型のなかに鉢が入っています。
鉢を充分に乾燥
素焼き窯にいれて徐々に温度を800度まで上げ12時間位、焼きます。
右の窯 素焼きした鉢に釉薬を掛けて1.200度の高温に上げて本焼き。
左の水槽で京楽 独得の急熱・急冷という方式がとられます。すでに1.200度の高温に上げてある窯に鉢をいれて数分間で素早く 取り出して急冷します。
急冷によって艶やかな黒色の発色と土の焼き締めを防ぎ植物の生育に適した良い鉢が出来上がります。
錦鉢は、黒鉢の上に手で1つ1つの絵を描き・約700度の熱で数分間焼きます。
製造工程ロクロ2
製造工程足付け3
楽焼 錦鉢
楽焼き錦鉢2
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