初診の日から4日後、生理の2日目ぐらいの量にまでなっていたので、くみを連れて自分で車を
運転し、病院へ。
院長先生は、「絶対安静です。トイレ以外は寝てなさい。家事などもやっちゃだめです。
子供の相手もほんとはダメ。でも、安静にしていないと赤ちゃん流れちゃうよ。ちゃんと安静に
していて下さいネ。」って強く言った。
ダンナの会社に電話をして、言われた通りに伝えた結果「実家に行こう」ということになった。
ダンナが帰宅する前に実家に電話をしておいた。私たちの家から私の実家は車で15分ぐらい。
子供の相手も親に任せて、私はゴロゴロする生活。出血さえなければ、すごくいい環境なのになぁ・・・。
安静にしていたのにもかかわらず、2日後には真っ赤な血がぁっ!!次の日はちょうどダンナが
休みの日だったので、実家まで迎えに来てもらって病院へ。
即入院となってしまった。
入院部屋は大部屋。といっても、運動ができそうな広い部屋で、壁には大きな鏡があって、
シャワーもあった。そして、すでに6人ぐらいの妊婦さんがいた。
点滴をしてもらったら、急に気分が悪くなった。点滴の落ちる速さを少し遅くしてもらったら治まった。
ベッドに横になってふと気になった。”くみはどうしてるかな?泣いてないかな?ばあちゃんを困らせてないかな?・・・”まだ寝ていたくみを
そのままにして病院に来ちゃったから。
それから9日間、同室の方たちとテレビ見たりおしゃべりしたりして、とても楽しく入院生活を
送りました。
おなかの赤ちゃんも、流れないように頑張ってしがみついていてくれました。
時々お見舞いにきてくれたくみは、いつもグズグズ言わないで、おりこうさんにしていてくれました。
バイバイってするときも、「また来るね〜」って笑って手を振ってくれてました。ホッと安心したけど、
後で実母に聞いた話「一生懸命泣くの我慢してたみたいだったよ。手をギュってして下向いて
我慢してたよ。あんなに小さい子なのに、泣いて困らせちゃぁいかんって思ったんだろうね。えらいね。」
それを聞いて、思わず泣いてしまいました。
”もう、しっかりお姉ちゃんなんだね。”