平成7年の夏、当時足車として大活躍のカローラII SuperWindyの車検が半年後に近づいてきました。
初めてのマイカーとして車をイジル楽しみを教えてくれた事に感謝しつつも、やっぱり好きな車に乗りたいなぁ、、、と車を物色しはじめました。
カローラIIを45万円で引き取ってもらう話がついていましたので、予算は車検なしで30万円。 MT車で2枚ドア、エアコンとパワーウィンドウと
パワステ、できればオーディオは付いててほしかった。 当時たまたま見たノスヒロ誌で一目惚れしたS130Zに絞って、見たのが21台目、
試乗できたのは7台目、結局ノスヒロ誌の「譲ります」コーナーのご縁で出会ったのが、この子です。
車検ほぼなしの13年落ちで77000km、30万円現金でお渡しし埼玉県草加から引き取られてきました。
以来23年間、すっかり長い付き合いとなった、我が愛車です。
そんな経緯が、Gazooの愛車広場に載りました。
会社の愛車Mtgの後の雑談から素敵な記事を起こしていただけました。ありがとうございました。
2013年第24回トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル出走の機会に、写真に収めました。
(主な撮影場所:矢作川沿いのたんぼ)
22年1月、25年来の夢であった純正ホイール装着です。ヤフオクで格安出品されていた程度年式並み品を、冬休みかけて磨き倒しました。
ターボ用215/60-15、国産初超扁平60タイヤ、です。(笑) 新品エコタイヤの音振と乗り心地に感動しています。
Rrのみ25mmトレッド出してます。トヨシマのH150 で車高も少し下がっています。
自宅ガレージにて CarGraffic風(笑)
主要諸元
寸法・重量 全長:4,620mm 全幅:1,690mm 全高:1,305mm ホイールベース:2,520mm トレッド前:1,395mm トレッド後:1,390mm 最低地上高:150mm 室内長:1,520mm 室内幅:1,420mm 室内高:1,085mm 車両重量:1,245kg 定員:4人 最小回転半径:5.3m |
エンジン&性能 型式:L20ET型水冷直6OHC 燃料供給装置:電子制御燃料噴射 総排気量:1,998cc ボア×ストローク:78.0×69.7mm 圧縮比:7.6 最高出力:145ps/5,600rpm 最大トルク:21.0kgm/3,200rpm 機関整備重量:189kg 潤滑油容量:4.9L 冷却水容量:10L 燃料タンク容量:80L 指定燃料:無鉛レギュラー 過給機:有 |
サスペンション: 前:ストラット 後:セミトレーリングアーム ステアリング 形式:ラック&ピニオン パワーアシスト:油圧 ブレーキ 前:ベンチレーティッドディスク 後:ディスク Pバルブ:有り タイヤ サイズ:215/60-15 90H ホイール:6JJ-15アルミ |
今の車と比較すると軽いです、この車。ロングホイールベースのロードスター、な感じ。
操縦安定性は専ら直進志向、アンダー傾向強いです。(この辺はRSとえらい違い)
元々頑丈が取り柄のL20ですが、全く壊れません。未OH。過給は、気持ち程度。
と思ったら、燃料ポンプコントロールモジュール(日産ターボの弱点)が劣化していました、無事復活。
3000rpm以下には死んでも落さんと言う走り方をすれば、当時のFF各車にもそこそこついて行けました。
ここからしばらくエクステリア写真を。
後期ターボ車ですが、純正前期国内2L用バンパーを装着しています。メッキの感じがとてもいいのはさて置き、軽いんです、これが一番。
後期や海外仕様には、衝撃吸収ダンパーが付いていて、むちゃくちゃ重い。
この塗り分けは、「銀黒マンハッタン」です。有名だったのは、「黒銀マンハッタン」で配色パターンが逆です。
ライトが暗かったため、補助灯追加。最終的にはHID換装しています。
Rr周りは純正そのままです。
この車は2by2なので、ホイールベースとリアオーバーハングが少し長いです。
とにかく、鼻が長いです。
アーモンドアイ&フェンダーミラー。
ライトはH1。シールドビームがトラックとかの共通品なので、乗り始めた当時はホームセンターで買えました。
ポジションランプがちゃんと光らなくて全点灯不備、西三河陸運支局で大慌てで配線を組み替えたのは、もう20年前です。
寮の駐車場で増えたエクボが二つ。
厳しい西三河陸運支局の検査官が数秒ためらう、絶妙なツライチ。セーーフ!!(笑)
こちらのランプカバーのみドイツ仕様です。ヘッドライトウォッシャー付きです。
ストライプも生きてます。(ちなみに右側のストライプは塗装)
電動リモコン付きフェンダーミラー。
全くスタイリッシュではないものの、視線移動は少なく、死角も少ない。そしてすれ違いが楽。
一時期ドアミラーに変えたくて仕方がなかったんですが、今となってはこれはこれで良いと思います。
しかし、運転席からはこれが前端に見えてしまうのが、この車の難しいところ。実際はこの先に50cmくらい鼻ありますからね。
L6ヘッドをかわすためのフードバルジと、ターボダクト。
NA車は280ZXも含めて、左右対称の小さいダクトになりますが、ターボのはこんな感じです。
ホイールは知人から譲っていただいたMarch マグスポーツ。ロンシャンっぽい?こう見えてマグネシウムホイールです。
フロントは7.5J。215/60R15のREGNOを合わせています。
純正サイズですが、この車が国産初超偏平60タイヤ装着車です。ピレリP7でしたね。
リアは8J、225/60R15を少し引っ張り気味に。
磨き甲斐のある、深いリムです。(笑)
後期型のテールライトの特徴は、縦型のバックランプです。
昔、前期型のがすっきりしていて好きなので付けようとしたんですが、ステー形状が異なり付きませんでした。
何でもかんでもターボな時代ありましたね。
掃除機とか洗濯機とか、犬までも。
同じく、ターボ。左フェンダーです。
ここから、インテリア写真です。
Tバールーフをあけていると、こんな感じ。
この解放感は、なかなかやめれない。
会社からの冬の帰宅時にも、すかさず屋根外して帰ります。
Rrシートの子供を車から下すのにも、重宝します。
フロントドア、長いです。
こんなに長い国産車は、見た事ないですね。ドアを閉めると、べシャっと壊れたような音がします。
このアングルで見ると、モックアップみたいです。ロールオーバーを全く考慮していない感じ。
助手席は広く、低く、快適です。
ドアの付け根の赤い配線は、キーレスの電源です。キーの寿命延長を目的に、キーレスを追加しました。
ToFitさんのドアロッキー。今では6千円ほどでつけれます。お勧めです。
ほとんど人が載らないので、まあきれいなこと。運転席のへたり具合がよくわかる。
2by2用はヘッドレスト別体で、この色はマンハッタンカラー用の内装色です。
ドライバ周り。
純正オーディが、2011年に遂に死亡。これも相当懐かしいKENWOODのFX-9000を入れています。
この車、DIN規格を全く無視してまして、合わせ込むのは皆苦労しています。
ドリンクホルダーを懐かしがって頂けることが、最近多いです。
運転席からもこんな感じで”ホラホラ”です。
ルームミラーは非純正、バックモニター用のディスプレイ兼ドライブレコーダです。
重くなりすぎて、一回落ちてきました。
ステアリングとシフトノブが純正に戻っています。(時々ナルディ)
ウインカーとワイパースイッチが、細すぎます。折れそうな。。。
スイッチ系です。
コラムポストに上から駐車灯(ポジションランプ系全点灯)、ハザード、右に降りてメーターライト照度調整、リアデフォッガー、リアワイパーです。
キーイルミネーション(エントリーイルミネーション機能有)も見えますね。
ペダル周り。
若気の至りで、ペダル替えてます。(と言うより、追加?)
トーヒルは抜群にやりやすいが、ドラポジは狂ってますね。
オフ点20mmの違いが、分かっていなかった。
助手席足元にご注目。新車のビニールが残っています。
フットレスト、これをぐっと引っ張るといい位置で踏ん張れます。が、これを活用しようとは全く思わない。。。
コンソール周り。
一番左はフェンダーミラーのリモコンです。こんないい場所に何故?シフト前のプレートはターボ車専用。
シフトノブブッシュとダストカバーを2011年に更新しています。シートベルトの受け口、色がすっかり落ちました。。。
コンソールの後端には、リアサイドウィンドーのリモコンが。
そして、リア席用灰皿が。時代ですね。
Rr席です。
こんなに狭くても、役に立ってます。
脇の下に、タイヤハウスが。
ここからは、エンコパを。
この車は、こんな風にフードが前ヒンジで開きます。
大人から子供まで、喜びます。
全く美しくないですが、左から。
前照灯周りの追加配線と、アーシング配線が見苦しいです。
ただし、アーシングの効果は絶大で、燃費と吹け上りが劇的に改善しました。
見ての通り、すっかすかでモンキレンチを落としても、床まで落ちます。
L20ET本体です。右奥にタービン、手前にデスビが見えます。プラグコードは何度も更新されてます。
コードの接続順がいつもわからなくなるので、直接記入。142635です。(L型用呪文)
右から見ると、配管がすっかり硬化、入れ替えたいんですがパーツは出ません。冷却系がひどい。
オイルフィルターはVG用が使えます。
第24回トヨタ博物館クラシックカーフェスティバルでの展示の様子です。
第32回トヨタ博物館クラシックカーフェスティバルでの展示の様子です。6年ぶり2回目です。
こんな感じで最近は社内外の色々なイベントで、この通勤車を展示しています。(運転席・助手席解放)
後ろに並んでいる各車とはまた違う懐かしさがあるようで、みなさん運転席や助手席でちょっと遠くを見ます。
見かけたら、気軽に声かけてくださいね。
17年から19年、「人とくるまのテクノロジー展名古屋」で、クラシックカー同乗試乗の企画に協力しています 。
私が運転して、助手席や後席(!)に乗っていただいて、3km程のコースを走る企画です。
当時乗っていた人、当時の彼氏が乗っていた人、クルマよりも若い人、、、皆さん楽しんでいただけていると思います。
20年は中止になってしまいましたが、また機会があれば出しますよ。
19年の同乗試乗の、珍しく動画です。上のが画像にリンク張っています。
2020年、コロナ下であまり出歩けませんが、特に変わり映えありません。
スロットルポジションセンサ水入り事件以降、機関のトラブルなく、快調です。
フォレスタヒルズ駐車場で、300㎜望遠で狙いました。
2020年初冬某映画撮影にエキストラ参加した際、燃料ポンプが動かなくなりました。アイドリング中プスン。室内焦げ臭い。
燃ポンが生きているのは確認できたので、FBお仲間の書入れにあったのが「ターボ車だったら、FPCM(フューエルポンプコントロールモジュール)が怪しい」。
原因はまさにそれ、テンパタイヤ前の小箱がそれです。品番は17001-P9301、一か所焦げてます。当然製廃。
群馬県のキャニーエクイップさんで、速攻修理いただいて、無事復活。半田全修正と、石の張替え、防湿コーテイィングしていただきました。
FPMCの経年劣化もあったのですが、パンクの原因は燃料ポンプにありました。
純正はターボ用だけ燃圧上げています。これを、L型汎用の社外ポンプに上げていたもんだから、上がらない燃圧を必死で上げようとしてパンク、だったようです。
北米日産で純正燃ポン(品番:17011-P7211)再生産していたので、それをe-BAYで購入し、無事復活しました。
最新更新日(2020/12/13)