河川法の再改正を　矢作川流域委員会はこれで良いか

矢作川流域委員会の状況は
■	委員会開催回数たったの１１回で終了か？欠席委員少なからず熱意が有るのか無いのか？
■	基本高水流量【８１００ｍ３／ｓ】の検討、委員もから住民からもほとんど意見が出ない。
■	淀川水系流域委員会？の委員会開催回数が多すぎると評価した委員長の元で手抜きの審議断層評価の審議なし専門委員いない。　森林効果はわからない調べない。
■	上矢作ダム（恵那市上矢作町）建設で一番影響を受ける上矢作町の住民（委員会へ参加しているのは１名だけ）と漁業組合を流域委員会から排除。
■	上矢作ダムサイト直下に断層があり、ダム建設の適地ではまったくない。現地調査もなし。
■	ダムに頼らない流域治水対策を提言する姿勢が見えない。委員会としての独自の提言もしない。

	矢作川流域委員会がやり残した課題とは（淀川方式ミニ版の委員会開催を求める）
	源流部の森林整備計画なし、５年～１０年間の森林整備事業・植樹事業を計画実施する検討も。
	河川管理者は形だけの住民懇談会はやり直して。住民は河川管理者任せにしないで積極的に発言し、流域の住民参画の輪を広げる。
	自然・環境・景観壊しの河川土木事業計画があちこちに,、事業費の積算は無しかも、一旦止める検討も。
	利水者の具体的調査・研究をやっていない、個々に検証し節水型水利用を推進取水量を削減する検討も。
	矢作ダムサイト直下にリニアメントが、早急に断層調査・耐震診断とダムの運用を変えることも検討。
	矢作ダム湖に溜まった土砂量は既に堆砂容量１５００万トンを超えて危険容量に、バイパストンネル建設で総合土砂管理が出来るのか検証する。
	矢作ダムは大型豪雨の再来があればさらに土砂・流木の大量流入で、ダムの治水機能が無能力になることも考えられる。ダムの運用を変えることも検討。
	正常流量７ｍ３／ｓではだめ、岩津地点の下流はもっと水位を上げて砂河原の大部分を河川水で覆い隠す。
	３０年かけるなら２０～３０ｍ３／ｓが最低の目標流量、適切に河川流量を増やせばいくつもの課題が同時に解決。計画を立案する。
	ダムに頼らない流域治水対策を策定する。遊水地保全と高水敷掘削と具体的に検討。
	三河湾への矢作川河川水の流入量の及ぼす影響調査が足らないさらに調査を。

“矢作川水系河川整備基本方針、基本高水に関する部分に異議あり”
矢作川水系基本高水流量【８１００ｍ３／ｓ】(貯留関数法)は大き過ぎ、目標にした東海豪雨は１／５００～１／１０００
計算方法・森林効果を考えると【６５００ｍ３／ｓ以下でも】（川辺川・吉野川住民運動の公開資料を参考に試算）
国交省の計算が唯一絶対ではないこと、どれを採るかの選択は住民に。

河川整備計画と矢作川流域委員会のスケジュール
２００６年	第３３・３４回、河川整備基本方針検討小委員会(矢作川水系)において矢作川の計画高水流量を上矢作ダム建設によりピーク流量を調節することを含む方針案を長野県田中知事・岐阜県古田知事・愛知県神田知事が容認。
０７年９月２１日	第８回、矢作川流域委員会開催。
０８年６月３０日	第９回、矢作川流域委員会開催。整備計画目標・メニュー（案）・たたき台（骨子）、提示。
０８年８月２１日	第９回、補足説明会。
０８年１０月１４日	第１０回、矢作川流域委員会開催。河川整備計画素案？、提示。
０８年１１月１０日	第１１回、矢作川流域委員会開催。河川整備計画原案、提示。
０８年12月11日	公聴会の開催等による関係住民の意見聴取。
０９年１月２２日	第１２回、矢作川流域委員会開催。河川整備計画案、提示。
０９年？	地方公共団体の長の意見聴取。（県知事、省庁協議）
０９年７月３０日	河川整備計画、策定。

本会の取り組み
■	情報開示請求制度を活用ページ－国交省（中部地方整備局も含む）

■	矢作川水系の情報をホームページから発信

■	矢作川水系河川整備計画を環境保護の視点から調査・研究

■	上矢作ダム中止に伴うダム計画地域の再生を考えます（八ﾂ場あしたの会・地域の再生を参考に）

■	会員募集中、お問い合わせを

河川整備計画
■	国土交通省河川局

■	国土交通省中部地方整備局

■	中部地方整備局豊橋河川事務所

■	矢作川水系河川整備計画

■	矢作川流域委員会

■	矢作川流域委員会とは？

■第33回河川整備基本方針検討小委員会 (議事録)

■	第33回同小委員会　資料一覧

■	第34回同小委員会(議事録)

■第34回同小委員会　資料一覧

■	国交省矢作川水系河川整備基本方針、基本高水等（ｐｄｆ）

各地の運動・情報リンク
■	子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会

■考－川辺川ダム／熊本日日新聞社（閲覧は登録制）

■	NPO法人吉野川みんなの会

■	八ッ場あしたの会（ダム）

■	淀川水系流域委員会



リンク集
■	グループ　太田川水未来（ダム）

■	伊那谷自然友の会

■	水と緑の会

■	日本野鳥の会・岐阜県支部

■	日本の天然林を救う全国連絡会議