e-tax(イータックス)導入の事前準備

e-Tax利用に当たっての事前準備は、次のステップ1~5の手順です。利用開始に至るまで のe-Tax全般に関する質問についても掲載しています。

ステップ1

インターネット環境のあるパソコンを用意する

e-Taxを利用するパソコンとインターネット環境には、推奨環境がありますので要注意です!
詳しくは下記ページにてご確認ください。

■国税庁e-Taxホームページ【システム利用のための環境等】
http://www.e-tax.nta.go.jp/systemriyo/systemriyo1.htm

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ステップ2

電子証明書を取得する

電子証明書とは、信頼できる第三者(認証局)が間違いなく本人であることを電子的に証明するもので、書面取引における印鑑証明書に代わるものといえます。

e-Taxで利用できる電子証明書は?

①公的個人認証局(市町村)

個人の納税者のほか、法人の電子証明書として、代表者の住基カードの電子証明書が利用できます。現在お住まいの市町村の窓口で、次の手続を行ってください。

(a)手続にお持ちいただくもの
・運転免許証などの顔写真付きの公的証明書
・手数料1,000円程度(住基カードの取得費用:500円程度、電子証明書の取得
費用500円)

(b)発行の手続
a.窓口で「住民基本台帳カード交付申請書」、「電子証明書新規発行申請書」に必要事項を記入します。
b.運転免許証などの写真付きの公的身分証明書を提示します。
c.住基カードと電子証明書に、それぞれ暗証番号の設定を本人が行います。
d.発行手数料を納付し、電子証明書が書き込まれた住基カードを受け取ります。

②商業登記認証局(法務局)
3ヶ月:2,500円(超過期間3ヵ月ごと:1,800円)

③国税庁長官が定める次の認証局
・株式会社帝国データバンク(TDB電子認証サービスTypeA)
2年1ヶ月:29,400円、3年1ヶ月:34,650円、…
・日本商工会議所(ビジネス認証サービスタイプ1-A)
1年30日:15,750円、2年30日:29,400円
・株式会社中電シーティーアイ(CTI電子入札・申請届出対応電子認証サービス)
2年1ヶ月:28,350円、3年1ヶ月:37,800円

などがあります。

詳しくは下記ページ内の「e-Taxで利用できる電子証明書」をご確認ください。

■国税庁e-Taxホームページ【電子証明書の取得】
http://www.e-tax.nta.go.jp/systemriyo/systemriyo2.htm

電子証明書は必ず要るの?

平成20年1月4日(金)から、「所得税徴収高計算書(源泉所得税)データの送信と納税」及び「納付情報登録依頼」については、電子署名等が不要となり、利用者識別番号と暗証番号のみによる送信が可能となりました。この電子署名が不要な手続のみを利用する方については、電子証明書の事前登録も不要です。

電子入札用のICカードを持っているけど、e-Taxでも使えるの?

電子入札対応認証サービスに係る認証局が作成する電子証明書(電子入札用のICカード)をe-Taxに利用することもできます。

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ステップ3

ICカードリーダライタを用意する

電子証明書がICカードに格納されている場合、ICカードリーダライタが必要になります。

ICカードリーダライタはどこで買うの?

大手家電量販店や家電量販店が運営するウェブサイトなどで購入することが可能です。なお、住基カードは、地方公共団体の発行する住基カードの仕様により異なる場合がありますので、そのICカードに対応する機種のカードリーダライタを用意しなければいけませんのでご注意ください。

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ステップ4

ICカードリーダライタのドライバをインストール

ICカードリーダライタの附属のCD-ROMもしくは製造元のホームページから、ドライバをインストールします。

ICカードリーダライタのドライバとは?

取得したICカードリーダライタを、ご使用のパソコンで利用させるためのものです。
ほとんどのICカードリーダライタは、ドライバソフトが必要ですので、ICカードリーダライタをいきなりパソコンに差しても認識されません。
ICカードリーダライタに附属のCD-ROM、もしくは製造元のホームページから、ドライバをインストールします。

ドライバソフトは下記ページよりダウンロードしてください。

■公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタ普及促進協議会ホームページ【ドライバソフトのダウンロードページ】
http://www.jpki-rw.jp/list/driver/index.html

※シャープ製(RW-5100)ICカードリーダライタにつては、パソコンのUSB端子に接続するだけで、ドライバが自動的にインストールされ、認証されます。

インストールの順番に、ご注意ください!
ICカードリーダライタのデバイスドライバのインストールが完了した後に、「ステップ5」の認証局から提供されたプログラム(公的個人認証局の電子証明書の場合、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」をインストールします。)

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ステップ5

電子証明書のソフトウエア等のインストール

公的個人認証サービスの電子証明書を使用する場合は、公的個人認証サービスの「利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト)」をインストールする必要があります。

電子証明書のソフトウェアってなに?

取得した電子証明書を、ご使用のパソコンで利用させるためのものです。
公的個人認証サービス(住基カード)の電子証明書を利用する場合は、「利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト)」を使用します。
ソフトウェアは、推奨環境のバージョンのものを使用する必要があり、公的個人認証サービスの利用者クライアントソフトについては、バージョン2,3が推奨となっています。
また、民間認証局の電子証明書のソフトウェアについては、各認証局へお問い合わせください。

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e-Tax事前準備のマニュアルPDFについて

このページでご説明したステップ1~5の事前準備のPDF版マニュアルもあります。

■東京国税局ホームページ【はじめよう!e-Tax】
http://www.nta.go.jp/tokyo/topics/e-tax/etaxinfo01.htm
「1 はじめよう!e-Tax~事前準備マニュアル~(平成22年1月版)」のPDFファイルご確認ください。e-Taxを使用するために必要な事前準備について、この一冊で行えます。

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