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徳川家康公お手植えのしいの木
ご覧のような、立派な椎の木があります。将軍お手植えとされています。市の天延記念物に指定されています。
「お手植え」と勝手に呼称しているのでなく、下の古地図に確かに、お手植えの椎の木と書いてあります。本堂の裏です。この地図は、嘉永5年に造営されたはずの松平広忠300回忌を記念した霊屋が描かれていませんので1852年以前の様子を描いたものとされています。また、隣のひときわ大きい松の木もお手植えであることを記しています。残念ながら、この松の木は現在なく、その姿を偲ぶ事も出来ません。
現在、山門から総門の間は、大樹寺小学校の用地ですが、そこに地を這うように大きな黒松の木が描かれています。これは戦後間もない頃まであり、明治30年代の写真もありましたので載せました。「旗掛松」といわれています。現在、何代目かの松が小学校の校庭に育っています。
当時の人たちは、三門から岡崎城をこんな風景として見ていたのでしょう。
竹本元治氏撮影