色鉛筆ペン画 国内風景編 |
このページは、撮影旅行で撮りためた お気に入りの風景を題材に、 極細ペンでスケッチして、 さらに色鉛筆で色付けした 自己流の作品を紹介しています。 |
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撮影旅行へ出かけて、多くの素晴らしい風景を見て感動し、 それを思い出に残したくて、一喜一憂しながらカメラに収め、 何度も見ながら旅行記を作って自己満足してきた。 それらは、自然界のありのままの姿を、その瞬間を写しとめた画像であって、 画面の切り取り方や光の移ろいの瞬間を自分の意思で撮れるが、 けして美しさを足したり引き算することは出来なかった。 まして画面に動感を加えることも、眼に映る風景を変えることは出来ないものであった。 色鉛筆ペン画に興味を持ちだしたきっかけは、 行動力が衰えてきたこともあるが、原画を忠実にペンで写していると、 撮影では見えなかった新しい発見があったり、自分なりの雰囲気や 時には風景に動感を与えるとどうなるか、など 自分の手で作品を作り出してみたくなったからである。 これも自己満足であるが・・・。 |
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最新の作品から紹介します。 | ||||||||||||||||
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幸せの遊歩道 緑に囲まれた静かな遊歩道は、年配の夫婦の散歩道になっている。 自分たちもいつか歩いてみたいな独り言をつぶやきながら、 後姿を見送った。 |
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渓流沿いの紅葉 三河路の渓流沿いには魅せる紅葉風景が多い。 新緑の季節も爽やかな涼風と囁くような水音を流してくれる。 一人で佇むにはもったいないね。 |
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街道筋の宿場にて 住んだことがない宿場の風景だが、 デジタルの世界に住んでいる者からみると、さぞ不便が多いだろうと 勝手に思ってしまう。 幸せであるかどうかは別だが・・。 |
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紅葉の振袖の世界 ここは毎年、僕の彼女達が迎えてくれる遊郭である? 振袖を左右に拡げて、この色合いどう? みんな褒めなきゃいけないので、忙しい。 |
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明治村の春の訪れ 明治村は、ジーパンではなく山高帽に燕尾服を着て、 ステッキに丸眼鏡をかけたスタイルぴったりのエリアである。 僕にはできないが・・。 |
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宿場町の風景一枚 実は今、僕はジャズを聴きながらこれを描いているが、 不思議とちょんまげ姿の旅人に自分が変身した世界に浸っている。 |
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三河路の紅葉を歩く この場所は露店やお土産店が並び、 人通りも多く紅葉どころではない雰囲気である。 僕もその中の一人だが・・。 |
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人力車の通る小路 古き良き時代ヘタイムスリップしたような光景に癒される。 世の中が便利になっても、人の心が豊かになりづらい現代には 守り続けたい貴重な光景である。 |
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藁ぶき小屋 現代人は、かまどの煙も五右衛門風呂も天井からの雨漏れ の音も知らない。 便利な電化生活が当たり前の世界に住んでいる。 便利さを享受する分、欲求不満が増え、人の心がすさんだ感じがする。 |
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仁王立ちする大イチョウ。 民家の守護神のように大手を拡げて、大笑いをして 幸運を迎えるているように見えた。 大きく育った樹木は、やはり神が宿っているのだ。 |
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奥入瀬渓流の秋景 渓流が流れるところは、新緑と紅葉の時期がくると、 見事に衣替えをして、訪れる者を楽しませてくれる。 お天様も日差しを入れたくなるようだ。 |
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錦秋の絶景を結ぶ 福島只見線の橋梁が、奥会津の紅葉風景を結ぶ 絶景が素晴らしい。 ぜひ一度は訪れてみたい光景である。 空を自由に飛び交う鳥たちは幸せだなぁ。 |
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白駒池の紅葉風景 八千穂高原の原風景が見れる白駒池は、シーズンになると、 池の周りが紅葉に彩られ、朝日の斜光線で池面に倒映する紅葉風景が、 忘れがたいものになる。 |
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五箇山の合掌造りの集落の景観 郷愁を誘う景観に誘われて家屋に近づくと、その大きさと重厚さに驚く。 屋根の吹き替えの様子を、TVで見た時の事のことを思い出す。 |
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池の中の弁財天堂(中尊寺) 中尊寺といえば金色堂であるが、 その近くの池の中に高床式のお堂を見たら、一回りしたくなった。 |
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どうする舞鶴 今にも飛びたそうな若い鶴に聞いた、 「どうする舞鶴」 先のことは分からんけれど、 コロナだ、紛争だという この乱世に じっと しとれんとさ。 |
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路地裏の風景(下2題) どこの街や村にもある路地裏を訪れると、 歳を重ねるほどに郷愁を覚える。 |
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これは郡上八幡の一コマで、 小さな祠と石畳に かかる柳の老木に 懐かしさを覚えた風景だった。 |
福島の喜多方の路地風景。 お昼のラーメンの味を 思い出す。 |
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小滝の紅葉 三河路の渓流には小滝がある。 季節になるとどこも美しい紅葉に覆われる。 緑から黄色に色づき深紅に染まるまで、訪れる者の目を楽しませてくれる。 不思議と滝のせせらぎと紅葉の美が、 心地よいハーモニーになって心が癒される。 |
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夫婦鶴の荒波越え 明るい未来を求めて、 夕陽に向かって羽ばたく夫婦鶴。 今まさに荒波を乗り越えて、 新天地に向かって 果敢に挑戦していく姿を 描いてみた。 |
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ヤマツツジの小径 山裾に群生して咲くツツジの中に獣道ができ、 いつしか人が通るようになった小径。 どこまで続いているか、最後はどうなっているのか? 進んでいったら、なんと小さな売店のある駐車場に出た。 |
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一本の紅葉した樹 ちょっとした広場に出たと思ったら、 一本の紅葉の大樹が、綺麗でしょう と語りかける。 斜光線が差し込む舞台で独演しているようだった。 いつもの描き方を、少し変えて応援してみた。 |
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郷愁の茅葺の里 茅葺屋根のある風景は、のんびりとした時間が ゆっくりと過ぎていくのが実に心地よい。 僕も年齢的には夕暮れだなと思いつつも、 まだまだだという気持ちを持たせてくれるいい所だ。 |
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台町の関所跡(神奈川県) 古写真を眺めていたら、目に留まったのが関所跡の風景。 今にも、お侍や農民が出て来そうで、まるで時代劇のセットみたいだ。 モノクロの画像だから、こんな感じの色合いかなって、 色鉛筆でなぞるのがまた楽しい時間だった。 |
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花鳥風月 夕霧に遊ぶ 花鳥風月の画を基本に、それだけでは物足りないと思って、 夕霧の流れと遊ぶように、動感を立体的に表現しようと、 いろいろ挑戦してみた。(部分的に切り絵を取り入れてみた)。 |
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三河路の春 春になると、 桜を中心に樹々の彩りが 池面に投影する。 訪れた者の眼に 美しさを倍増して 見せてくれる。 |
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紅葉を渡る 朱色の紅葉が美しい公園へ来ると、池のほとりの 丸木橋を渡りたくなる。 灯篭を入れて足元の陰影にも気遣いながら これがベストな構図だと言いながら描いた一枚である。 |
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上高地雪景 朝霧が漂い、朝陽の朱色に染まる霧氷の美しさを表現したいし、 さらに田代池の美しさと倒映する樹々を表現するために、 かなり手を加えた作品です。 |
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大宇陀のしだれ桜 朝陽の斜光線が差し込むにつれて、次第に浮かび上がる しだれ桜は実に美しい。 ファインダーを覗いてる時間より、見とれていた時間の方が 多かったなぁと思い出しながら描いた。 |
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尾瀬ヶ原霧景 尾瀬には何度か通った。 水芭蕉の群生地を守るように佇む白樺林に 優しく霧が流れる絶景に巡り合った。その感動を、霧景の中に描いてみた。 |
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ツツジ咲く朝霧の美ヶ原 ツツジの群生地に、朝陽が樹木を目覚めさせるかのように、霧を連れて流れてきた。 ツツジ達も「おはよう」と言いながら、おしゃべりし出した。 |
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香嵐渓への誘い 紅葉の名所と言われる香嵐渓。 紅葉は一本の樹に魅せられることもあるが、 それぞれの樹々が紅葉風景に溶け込んで初めて生きる。 今回の作品は、長円径60cmの大作に挑戦してみた。 |
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弥陀ヶ原眺望 立山の山岳紅葉が撮りたくて何度も通った。 広大な風景に紅葉をどのように表現すれば、樹々たちが喜んでくれるか 考えて描いた一枚である。 |
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高ボッチから富士を望む 諏訪湖の夜景の向うに、雲海から抜ける朝焼ける冨士を望む。 雪に埋もれた長靴の底冷えに耐えながらの撮影であったが、 願っていた風景に思わず拝んでいた。 |
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木漏れ日の小径 この公園を訪れると、いつも足が向く狭い広場。 落葉に覆われた、静かな木漏れ日の小径が、 慕わしく思える年頃になった。
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これ以降の作品は、 我流で色鉛筆ペン画をやりだした初期もので、 構図や色の選択、動感の出し方など、いろいろ悩みながら、 遊んでいた様子が分かる。 今では、恥ずかしながら、もう一度描き直したい作品もある。 |
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尾瀬の水芭蕉風景 これは、至仏山を背景にした写真撮影では定番の水芭蕉風景である。 尾瀬には3回訪問したが、鳩待峠から尾瀬沼まで木道を歩く、 そのスケールの大きさに驚かされた。 |
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忍野村からの富士 茅葺屋根と富士山のコラボレーションは、日本の代表的な原風景だ。 この場所は、雪景色が似合う。葦わらの一本一本を描く根気が要った。 |
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八千穂高原の白樺林 真っ赤なレンゲツツジと白い幹を見せる白樺林に、朝霧が漂う風景。 朝日の斜光線を、葉の動感にする試みで描いてみた。 |
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野原川の紅葉 渓流の風に誘われてたなびく様子を、 動感で表現する方法をいろいろ試みた初期の作品。 いかにもまだ未熟な作品。 |
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赤目四十八滝(荷担滝)の風景 滝の流れには動感があるから、その表現が楽しみだ。 まずペン画で描いて、後日、色付けしたら動感が出て来たようだ。 |
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上高地河童橋 上高地では定番の風景だから、変わった描き方をしたかったが点描になった。 |
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ああ松島や 日本三景の一つと言われるだけあって、 風光明媚で朝日に浮き出る島影は、まさに絶景である。 |
渦 潮 海面が渦巻く様を 描いてみたくなった。 少しは、波立っている様子が 感じられましょうか? |
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岡崎の城 徳川家康が生まれ 育った城である。 観光客から見ると、 いささか小さい印象を 持たれているが、 「人の一生は・・」で始まる 遺訓碑(右下)は 必見かな? |
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美瑛のパッチワーク 美瑛・富良野地区の美しい丘陵地では、 輪作の畑のパッチワークの色合いが楽しめる。 丘陵の頂から、どこを見ても絵画の世界に浸ることができる。 |
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忍野庭園 石橋や遠景に赤富士を配した欲張りな構図。 うっすら雪を残した石造りや木々が、静かな池に倒映して美しい。 |