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 文化財の保護
大樹寺は安政2年(1855)失火により主要建物を消失しましたが、その後、第二次大戦で岡崎の街が大きな被害を受ける中、幸い被害を蒙ることなく現在に至っています。
昭和の50年代までは、虫干しをかねて文化財の一般公開を行ってきましたが、文化財の管理保護に万全を期すため、公開の場を兼ねて収蔵庫と位牌堂を建設しました。岡崎においでの際には是非お寄り下さい。なお書画、古文書の一部は市の博物館に管理をお願いしています。
また、整理と文化財指定の都合上、建物、彫刻、絵画、工芸などとう分類に従っていますが、寺ではこれらの多くは信仰の対象として大切にしているものです。寺付近の檀信徒・有志の人たちにより、自衛消防隊を組織して災害にも備えています。

文化財として国県市から指定されたものは次の通りです。
国指定重要文化財多宝塔明治37年指定
大方丈障壁画昭和29年指定
如意輪観音図
県指定文化財山門昭和30年指定
総門
裏門
鐘楼
山越阿弥陀如来図
当曼荼羅絵
二十五菩薩来迎図
本尊阿弥陀如来坐像昭和58年指定
勢誉上人坐像
古文書10巻
岡崎市指定文化財****
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おことわり
 管理の都合上文化財の一部に岡崎市の美術博物館に行っているものがあります。 大樹寺内で見ることができない文化財もございます。