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 大樹寺の建造物
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安政2年(1855)の火災もあり創建当時の詳細は分かりません。寺内最古の建物は天文4年(1535)年完成の多宝塔です。ついで寛永の大造営で立てられて山門、総門、鐘楼があり、火災後の安政の本堂や大方丈があります。
国指定重要文化財*
*多宝塔
天分4年建立一層は方形、二層は円形の釣合いの取れた多宝塔です。
県指定文化財
*山門(三門)
寛永18年建立3間1戸重層楼門、屋根入母屋造、本瓦葺、上層に床を張っている。左右に山楼を置、山門の規模から見て安政消失前の本堂はもっと高かったものと推測されます。
*総門
寛永15年建立3間薬師門、屋根切妻造、本瓦葺、3間中央間を広く取って戸口とし、向かって右側に潜り戸口があります。本堂、山門、総門を通して岡崎城天守閣を遠望することが出来ます。大樹寺の見所のひとつです。
裏門
鐘楼
寛永18年建立、重層袴月、屋根入母屋造、本瓦葺です。
本堂
安政4年建立、屋根入母屋造、本瓦葺、前面に1間の向拝がついています。
大方丈
安政4年建立、屋根入母屋造、周囲に1軒の広縁が付いています。
岡崎市指定文化財
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