4輪の豆ページ」にインプレッションを掲載しました。   (10/08/29)
オフ会情報」に第19回オフ会の開催結果を掲載。    (10/08/23)

気まぐれテキトー日記は気が向いたときに更新中...

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ZZR250 スタイリッシュなクォーターツアラー ZZR250。
速そうな外観に似合わず、まったりツーリングに最適なバイクといわれますが、もっさりとしたレスポンスに加えて振動やメカノイズが多く、ガサツな面があります。

2008年にデビューしたNinja250Rにバトンタッチ、とうとうラインナップから姿を消し、絶版車の仲間入りです。
今後は徐々に忘れ去られる運命を辿るのでしょう。
でも そんなZZR250にだって良いところがあります。
また あきらめずにカスタムしていくことで弱点を変えることができ、頼れる相棒になっていきますよ!

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編集◇コラム  「座標」 (10/08/01)

「はたぼうさんは どうやってそのような座標をつかむことができたのですか?
 やはり病気になったからこそ得られたものなのでしょうか?」
目の前の若い女性は、落ち着いた口調がやや崩れ、好奇心を隠せない様子で質問してきました。

イメージ ここは診療所の一室。
今年の2月、私は過労とストレスから抑うつ状態となり、1ヶ月以上療養した後、会社に復帰しました。 ただし無条件復帰ではなく、産業医から仕事上いくつかの制約をつけられただけでなく、当面の間こうして1〜2ヶ月に一度、看護師の問診を受ける指示を受けたのでした。

冒頭の質問をしてきた女性は産業医の指示で今回問診をする看護師。
私の経験上 このような場合、決められたことだけを質問し、相手から相談されてもマニュアル通りの回答をする、まるでロボットのような看護師や、その日その時間だけを消化すればそれでいい事務員的看護師、あるいはもはや何事にも動じないベテランすぎる看護師が多いのです。
それは おそらくこの問診作業が社員の健康状態をチェックし、秤にかけ、一定の基準を満たさないものは さっさと振り落とすための、組織側の作業であって、決して個人の体調・事情について相談を受け、良い方向へ変える類のものではないからだということも一因なのかと想像します。
ですから、私もこんな無機的な問診は感情を交えずにさっさと済ませるつもりだったのです。

しかし、今回の看護師はまだ若く、ビジネスライクな作業の範囲を超えて、カウンセリング的領域まで踏み込んでるかのような印象を受けました。 この人なら、ドライになりきらずに多少本音を話しても良さそうです。

産業医に指示された日々の睡眠・体調の記録を私が提示、いくつかの質問に回答すると、彼女は「うつ病にしては回復が概ね順調で、しかも早い」と驚いた様子でした。

看護師「気力が無くなってきたと感じたり、今日は仕事に行くのが無理だと思う日はありませんか?」
私   「気力なんて もともとあまり無いから、無くなってきたように感じることもないし、
     仕事に行くのが嫌なのは 誰でも一緒でしょう。」
毎日おおよそ規則的に起きて就寝。 体調も気分も特に良くもなく悪くもなく、というか仕事や気候にある程度左右されて、少々良いときもあればそうでもないときもある。 時折漢方薬のお世話にもなる。 仕事は山・谷があるし、こう暑いとどうしても睡眠が短くなりがちですけど、だからといって あまり気にするほどのこともない。
フツーなのです。

看護師が、私の睡眠・体調の記録のコピーをとると言うので、私が「コピーしなくていいです。 私には不要なものだから」と言うと、ちょっと当惑した表情になりました。
看護師によると、この記録はとっても大事なもので、いざ大きく崩れたときにそれ以前の状態を振り返り、変化点を見つけて、崩れる “きっかけ” を知り、今後の再発を防ぐために有用だというのです。 早い話、“傾向と対策” を把握するというものなのでしょう。
確かにそれは正論なのかもしれません。 医療関係者には大事なものなのでしょう。
しかし、今の私にはこんな記録の保管なんてどうでもよろしい。
チマチマと過去のことを振り返ってどうする? 昨夜、夜中に目が覚めたかどうかなんて、どうでもいいし、今までの気分の変化なんてものも興味は無い。 昨日食べたものを、別に記録しておく必要が無いのと同じです。
回復してるとか、してないとかすらどうでもよいし、“対策” もどうでもよい。 そのときそのときで、なるようになるし、じたばたしたって なるようにしかならない。


しかし思い起こせば、7年前、初めて うつ病でぶっ倒れたときは睡眠も体調もずっと安定しない期間が続き、きっちり記録をとっていました。 “傾向と対策”をつかもうとしていたのです。 意識して規則的な生活になるよう心がけ、運動習慣とか食事にも気を配っていました。
“頭” で心と体をコントロールしようとしていたのです。
会社に復帰する際も、以前は、“いよいよ明日から復帰だ。うん、大丈夫”、“最初は飛ばしちゃダメだな。 そう、頑張らないように頑張ろう(?)” などと少なからず気負っていた部分が多かったように思います。

それが今や、座標が変わってしまいました。
意識的に “頭” で健康を考えるのではなく、無意識的な “心と体” に任せる部分がかなり多くなったと言えばいいのでしょか。
仕事に復帰するときだって、特に感慨も何も無く、どちらかといえば淡々と、仕事しないと生活に困るから しかたなく復帰した、というようなもので、希望も期待も無い代わりに やりがいとか失望とかも無い。 会社は、生活費を稼ぐために行くところ。 それ以外の何かを期待するほうが間違っているのです。


問診に対する私の回答を 不思議そうに聞き、半分安心したような、しかし半分納得できないような表情になった看護師は、冒頭の質問を私にぶつけました。


「確かに病気になっていなかったら、私は望む望まないにかかわらず働き詰めの日々を続け、会社生活は充実したものになっったかもしれませんが、反面、それ以外のものはほとんど何も得られずに定年になるとガックリときてしまうタイプだったのでしょう。その前にもっと別の病を発症していたかもしれませんけど」

看護師は自らの思いを吐露するかのように話し出しました。
「多くのうつ病経験者は、回復しきったわけではないのにがんばろうとします。周囲のペースに早く合わせたり、かつて自分が働いていた仕事量に 早く戻ろうとするのです。 そして再びダウンすることが多い。
周囲はそこまで期待しているわけじゃないのに、なぜそこまで頑張るのですか?
なぜ自分の体を大事にしないのですか? ご自身の家族が大事ではないのですか?
復帰した人が再びダウンしないようにするにはどうしたらいいのか、わからない」

彼女は、問診の場で ただ決められた作業をこなすだけの存在ではありませんでした。 見た目は おとなしそうに見えても、その内面には、こんな看護魂とも言うべき熱いスピリットを秘めていたのです。

「日本人男性はたいてい仕事が大部分あるいは全て。 そしてなぜかたくさん働く人に合わせなければならないと思い込んだり、思わされてしまうのです。
過去、多くの仕事をこなしてきた男性ほどプライドがあり、ダウンしても自分の境遇を受け入れられない。 いつか元に戻りたい、早く周囲に合わせなければならないと思うのです。 そう要求されるのです。

なぜそうなのか。 なぜ周囲に合わせなければならないのか。
女性のあなたには理解しがたいことかもしれません。 男性の私にもなぜなのか、よくわかりません。 家族のため、生活のため、と言いますけど、本当に100%そうなのか当人もわかっていないのではないでしょうか?」

回答にならない回答ですね。 こんなつもりはなかったのに、ずいぶん話してしまいました。
ありがとう。

失礼ながら あなたのような人が何を変える力があるとは思ってないですし、病気の人が楽になるとも思っているわけでもありません。

イメージ 世間の座標じゃない。
他の誰かの座標でもない。
あなたには、あなた自身の座標があるはずだ。 それを見つけてほしい。
あなたのような人が存在していると思うだけで、弱者を取り巻く環境が、いずれほんの少し温かいものになるはず、そう感じた診療所での時間でした。

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◇更新履歴◇

「自転車の小部屋」に「大平街道ふたたび」を掲載。    (10/08/15)
「オフ会情報」に第19回オフ会の開催案内を掲載。    (10/08/10)
「編集◇コラム」を更新しました。                (10/08/01)
「オフ会情報」に第18回オフ会の開催結果を掲載。    (10/07/25)
「海外プチ冒険旅行」に「フランスでサイクリング」掲載。 (10/07/18)
「オフ会情報」に第18回オフ会の開催案内を掲載。    (10/07/11)
「自転車の小部屋」に「Anchor C9 豆カスタム」を掲載。 (10/07/04)
「編集◇コラム」を更新しました。                (10/06/26)
「自転車の小部屋」に「大井川ツーリング」を掲載。    (10/06/20)
「オフ会情報」 第18回オフ会の開催予定を変更。     (10/06/18)
「弱点の対策事例2」 K&Nカスタムフィルターに追記。  (10/06/13)
「オフ会情報」に第18回オフ会の開催日程を掲載。    (10/06/13)
「自転車の小部屋」に「薩埵峠と旧街道」を掲載。     (10/06/02)
「プチオフ会記録」にプチオフその19代行企画を掲載。  (10/05/23)
「編集◇コラム」を更新しました。                (10/05/16)
「オフ会情報」にプチオフのご案内を掲載しました。     (10/05/09)
「リンク集」をメンテナンスしました。              (10/05/08)
「4輪の豆ページ」に豆カスタム事例を追加しました。   (10/05/03)
「プチオフ会記録」にプチオフその18開催結果を掲載。  (10/04/25)
「自転車の小部屋」に「半田と常滑」を掲載しました。   (10/04/11)
「オフ会情報」にプチオフのご案内を掲載しました。    (10/04/04)
「豆カスタム事例」に小物入れの利用を掲載しました。  (10/04/04)

    10/03月以前の更新履歴はこちらを参照してください。

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